例外のトラブルシューティング : System.Data.SqlClient.SqlException
更新 : 2007 年 11 月
SQL Server から警告やエラーが返されると、SqlException 例外が生成されます。
関連するヒント
有効な資格情報で接続していることを確認します。
指定している資格情報が有効であることを確認します。詳細については、「方法 : 定義済みの資格情報を使用して SQL Server にアクセスする」を参照してください。サーバー名が正しいこと、およびサーバーが動作していることを確認します。
正しいサーバー名を使用していること、およびサーバーに到達できることを確認します。詳細については、「方法 : SQL Server データベースへの接続を作成する」を参照してください。
解説
この例外は、.NET Framework SQL Server 用データ プロバイダが、サーバーによって生成されたエラーを検出するたびにスローされます。
重大度レベルが 10 以下のメッセージは情報メッセージで、ユーザーの入力ミスによってエラーが発生した場合に表示されます。重大度レベルが 11 ～ 16 のエラーはユーザー側に原因があり、ユーザーによって修正できます。重大度レベルが 17 ～ 25 のエラーは、ソフトウェアまたはハードウェアのエラーです。重大度レベルが 17 ～ 19 のエラーが発生したときは、特定のステートメントを実行できない場合がありますが、作業は継続できます。
重大度レベルが 19 以下の場合、SqlConnection は開いたままです。重大度レベルが 20 以上のときは、多くの場合、サーバーによって SqlConnection が閉じられますが、ユーザーは接続を再び開き、続行できます。どちらの場合も、コマンドを実行しているメソッドによって SqlException が生成されます。
SQL Server から送られる警告メッセージと情報メッセージについては、SQL Server Books Online の「トラブルシューティング」セクションを参照してください。
参照
処理手順
方法 : Exception Assistant を使用して例外についての情報を調べる
方法 : 定義済みの資格情報を使用して SQL Server にアクセスする