SimpleType 要素のバインディング サポート

.NET Framework では、<simpleType> 要素のバインディングを一部サポートしています。

失われることなくコードにバインドする唯一の単純型は、文字列ベースの型を制限する XML 属性および列挙型に適用される一覧です。

説明

.NET Framework は、型が XML 要素ではなく XML 属性に使用される場合のみ、一覧として定義される単純型に対して、完全に表現できるバインディングを提供しています。List 要素のバインディング サポート 要素を参照してください。

制限を通して定義された単純型の場合、バインディングは文字列ベースの単純型の列挙型に対してのみ生成されます。Restriction 要素のバインディング サポート 要素を参照してください。

Xsd.exe ツールは、Union 要素のバインディング サポート 要素を介して、共用体を通して定義された単純型を無視します。

使用可能な属性 バインディング サポート

final

final 属性をデータ型に適用すると、派生されなくなります。

Xsd.exe では、<schema> 要素の finalDefault 属性同様、final 属性を無視します。

id

Xsd.exe ユーティリティでは、一意な識別子を提供するための id 属性は無視されます。その代わり、Xsd.exe は name 属性を認識します。

name

name 属性の値は、Xsd.exe が単純型から生成する .NET Framework 型の名前になります。

コーディング規則に準拠するために大文字小文字の変換が行われることはありません。たとえば <simpleType> 要素の name 属性に値 testInfo が設定されている場合、クラスの名前は、先頭が大文字に変更された TestInfo ではなく、testInfo になります。予約されているキーワードと名前が競合する場合は、生成される名前の先頭にアット マーク (@) が付けられます。

Xsd.exe がクラスから <simpleType> 定義を生成するとき、name 属性の値に対してクラス名を使用します。代替名、つまり name 属性値は、TypeName プロパティで指定できます。

Name 属性のバインディング サポート 属性を参照してください。

使用可能な親要素 : <attribute><element><list><redefine><restriction><schema><union>

使用可能な子要素 : <annotation><list><restriction><union>****

関連項目

参照

XmlSchemaSimpleType

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