MFC コントロールおよび ATL コントロール用の署名付き CAB ファイルの作成
更新 : 2007 年 11 月
MFC コントロールおよび ATL コントロールをインターネット経由で配布する場合は、署名付きキャビネット (CAB) ファイルにパッケージ化することをお勧めします。署名付きファイルにすると、コントロールをダウンロードするユーザーに対して、コードの安全性を保証できます。CAB ファイルの内容は、圧縮形式のコントロールとそのコントロールのインストール方法に関する情報 (OCX と一緒にインストールする必要がある DLL など) です。
ActiveX コントロールの署名付き CAB ファイルを作成するときに必要な情報は、次のとおりです。
winSDK のインストールWindows SDK CAB ファイルの作成および署名に必要なツールを Windows SDK からインストールできます。ダウンロード情報については、MSDN Library にある「Microsoft® Windows® Software Development Kit for Windows Vista™ and .NET Framework 3.0 Runtime Components」を参照してください。
インストール時に "Internet Explorer Tools" のインストールを選択します。コードの署名用のファイルと CAB ユーティリティが、Mssdk\Bin フォルダにインストールされます。フォルダ名が "Mssdk" ではなく "Microsoft Windows SDK" になる場合もあります。
**MSDN Online Web Workshop ** Internet Client SDK の内容は、Web Workshop に移動しました。
**Authenticode 技術と CryptoAPI ツール ** Microsoft Authenticode 技術によるコードの署名については、Windows SDK の「CryptoAPI Tools Reference」(『MSDN ライブラリ』-「Security」-「Cryptography」にあります) を参照してください。
**Microsoft Security Advisor サイト **https://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx を参照してください。
ファイルに署名するには、まずソフトウェア発行元証明書を取得する必要があります。証明機関に開発者自身の証明書を申請します。Mssdk\Bin フォルダのツールでテスト用の証明書を作成できますが、これは頒布用コードの署名には使用できません。ソフトウェア発行元証明書の申請方法については、次の操作手順 1. を参照してください。
署名付き CAB ファイルは、次の手順で作成します。
ソフトウェア発行元証明書を取得します (1 回だけ取得する必要があります)。