Merges コマンド

更新 : 2007 年 11 月

指定されたマージ元分岐およびマージ先分岐の間の過去のマージに関する詳細情報を表示します。

必要なアクセス許可

merges コマンドを使用するには、マージ元とマージ先の分岐の [読み取り] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

tf merges [/server:servername] [source] destination [/recursive]

パラメータ

引数

説明

servername

/server オプションにユーザーが指定した値。例: teamfoundation2。

source

指定されたソースのエントリだけが含まれるように、マージ履歴をフィルタ処理します。

このパラメータは省略できます。

destination

マージ履歴を表示するマージ先分岐を指定します。

このパラメータは必須です。

オプション

説明

/server

Team Foundation Server を指定します。ワークスペースに割り当てられていないディレクトリからコマンドを呼び出す場合は、このオプションを指定する必要があります。

/recursive

Team Foundation バージョン管理 サーバーの指定されたフォルダおよびそのサブフォルダ内のすべてのマージに関する情報を表示します。

解説

Team Foundation バージョン管理 サーバーとそれに割り当てられているすべてのワークスペース内の項目の追加情報を提供する、他の Team Foundation コマンドへのリンクについては、「情報提供用コマンド」を参照してください。

tf コマンド ライン ユーティリティの使い方の詳細については、「Tf コマンド ライン ユーティリティのコマンド」を参照してください。

次の例は、Beta1_branch および RTM_branch の間で実行されたすべてのマージ操作に関する情報を表示します。

c:\projects>tf merges /recursive Beta1_branch RTM_branch
  • 出力例

    Changeset  Merged in Changeset   Author   Date
    --------------------------------------------------------
    135         162                   Justin     10/31/2003
    146         162                   Justin      10/31/2003
    147*        167                   Bill       11/02/2003
    

    変更セット 147 の横にあるアスタリスク (*) は、その変更セット番号 147 の変更の一部だけが、変更セット番号 167 にマージされたことを示しています。

参照

概念

情報提供用コマンド

分岐について

参照

コマンド ライン構文 (Team System)

Merge コマンド

Branch コマンド

その他の技術情報

Tf コマンド ライン ユーティリティのコマンド