方法 : Caspol.exe を使用してセキュリティのオンとオフを切り替える

更新 : 2007 年 11 月

セキュリティのオンとオフを切り替えるには、コード アクセス セキュリティ ポリシー ツール (Caspol.exe) を使用します。コード アクセス セキュリティを無効にすると、すべてのコード アクセス要求が成功します。コード アクセス セキュリティを無効にすると、システムは、ウイルスやワームなどの悪意のあるコードの攻撃を受けやすくなります。セキュリティをオフにするとパフォーマンスは多少向上しますが、他のセキュリティ対策を講じてシステム セキュリティを保護している場合だけオフにしてください。その他のセキュリティ対策の例としては、公衆ネットワークからの切断、コンピュータの物理的な保護などがあります。

66ad9kf0.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

コード アクセス セキュリティをオフにする操作は、そのコンピュータ全体に対する操作です。そのコンピュータ上のすべてのマネージ コードとすべてのユーザーに対するセキュリティ チェックが行われなくなります。–list オプションを使用するとセキュリティがオフになっていることが示されますが、他のユーザーに対してセキュリティがオフになっていることが明確に示されることはありません。side-by-side 実行バージョンの共通言語ランタイムがインストールされている場合は、このコマンドによってコンピュータにインストールされているすべてのランタイムのセキュリティがオフになります。

セキュリティをオフにするには

  • コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。

    caspol –security off
    

セキュリティをオンにするには

  • コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。

    caspol –security on
    

参照

概念

セキュリティ ポリシー モデル

参照

コード アクセス セキュリティ ポリシー ツール (Caspol.exe)

その他の技術情報

コード アクセス セキュリティ ポリシー ツール (Caspol.exe) によるセキュリティ ポリシーの構成

Caspol.exe によるセキュリティ ポリシーの問題の解決