Transports.Item メソッド

更新 : 2007 年 11 月

Transports コレクションのインデックス付きメンバを取得します。

名前空間 :  EnvDTE80
アセンブリ :  EnvDTE80 (EnvDTE80.dll 内)

構文

'宣言
Function Item ( _
    index As Object _
) As Transport
'使用
Dim instance As Transports
Dim index As Object
Dim returnValue As Transport

returnValue = instance(index)
Transport Item(
    Object index
)
Transport^ Item(
    [InAttribute] Object^ index
)
function Item(
    index : Object
) : Transport

パラメータ

戻り値

型 : EnvDTE80.Transport

Transport オブジェクトを返します。

解説

Item メソッドは、コレクションがインデックス値に対応する Transport オブジェクトを見つけることができない場合に System.ArgumentException 例外をスローします。

メモ :

マクロを記録し、T-SQL デバッグ エンジンを使用してデバッグ プロセスにアタッチすると、そのマクロは同じエンジン名に対して 2 つの個別の参照を返します。たとえば、dbgeng(0) = transprt.Engines.Item("T-SQL") や dbgeng(1) = transprt.Engines.Item("T-SQL") などです。これは、実際には基になる 2 つの T-SQL デバッグ エンジン (一方は SQL Server 2005 デバッグ エンジン用で、他方は SQL Server 2000 と SQL Server 7 の T-SQL デバッグ エンジン用) が Visual Studio に存在するためです。いずれも、UI を介してデバッグ エンジン プロセスにアタッチするときに自動的に参照されます。ただし、オートメーション コードでは、各デバッグ エンジンは、一意の識別子 GUID を使用して参照される必要があります。SQL Server 2005 の GUID は {1202F5B4-3522-4149-BAD8-58B2079D704F} で、SQL Server 2000 と SQL Server 7 の T-SQL デバッグ エンジンの GUID は {5AF6F83C-B555-11D1-8418-00C04FA302A1} です。したがって、上記の呼び出しは、それぞれ dbgeng(0) = trans.Engines.Item("{1202F5B4-3522-4149-BAD8-58B2079D704F}") と dbgeng(1) = trans.Engines.Item("{1202F5B4-3522-4149-BAD8-58B2079D704F}") に変更する必要があります。

' Macro code.
Imports EnvDTE
Imports EnvDTE80
Imports System.Diagnostics
Imports Microsoft.VisualBasic.ControlChars

Public Module Module1

    Sub ShowDefaultEngines()
        Dim dbg As EnvDTE80.Debugger2
        dbg = DTE.Debugger
        dbg.HexDisplayMode = True
        Dim transport As EnvDTE80.Transport
        transport = dbg.Transports.Item("default")
        Dim engine As EnvDTE80.Engine
        Dim strEngineList As String
        For Each engine In transport.Engines
            strEngineList = strEngineList + engine.Name + ", " + _
            engine.ID + ", " + engine.AttachResult.ToString + NewLine
        Next
        MsgBox(strEngineList)
    End Sub
End Module

アクセス許可

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

参照

Transports インターフェイス

Transports メンバ

EnvDTE80 名前空間