マルチバイト文字のシーケンスの解釈

更新 : 2007 年 11 月

Microsoft ランタイム ライブラリにあるほとんどのマルチバイト文字ルーチンは、マルチバイト コード ページに関連するマルチバイト文字のシーケンスを認識します。出力値は、ロケールの LC_CTYPE カテゴリの設定で決まります。詳細については、「setlocale」を参照してください。_l サフィックスが付いていないこの関数のバージョンでは、このロケールに依存する動作に現在のロケールを使用します。_l サフィックスが付いているバージョンは、渡されたロケール パラメータを代わりに使用する点を除いて同じです。

ロケール依存のマルチバイト文字ルーチン

ルーチン

用途

_mbclen、mblen、_mblen_l

マルチバイト文字のバイト数の妥当性をチェックし、バイト数を返します。

strlen、strlen_l、wcslen、wcslen_l、_mbslen、_mbslen_l、_mbstrlen、_mbstrlen_l

マルチバイト文字列の場合は、文字列の各文字の妥当性を検査し、文字列の長さを返します。ワイド文字列の場合は、文字列の長さを返します。

mbstowcs、_mbstowcs_l, mbstowcs_s、_mbstowcs_s_l

マルチバイト文字の並びを対応するワイド文字の並びに変換する。

mbtowc、_mbtowc_l

マルチバイト文字を対応するワイド文字に変換する。

wcstombs、_wcstombs_l, wcstombs_s、_wcstombs_s_l

ワイド文字の並びを対応するマルチバイト文字の並びに変換する。

wctomb、_wctomb_l, wctomb_s、_wctomb_s_l

ワイド文字を対応するマルチバイト文字に変換する。

参照

参照

国際化

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