CInternetSession::EnableStatusCallback
更新 : 2007 年 11 月
ステータス コールバックを有効にします。
BOOL EnableStatusCallback(
BOOL bEnable = TRUE
);
パラメータ
- bEnable
コールバックを有効にするか無効にするかを指定します。既定値は TRUE です。
戻り値
正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。呼び出しに失敗した場合は、スローされた CInternetException オブジェクトを調べて、失敗の原因を特定してください。
解説
ステータス コールバックを処理している場合、操作 (名前の解決、サーバーへの接続など) の進行状況をアプリケーションのステータス バーに表示できます。特に長時間を要する操作では、操作ステータスを表示することをお勧めします。
コールバックは要求の処理中に発生します。そのため、アプリケーションのコールバック処理時間をできるだけ短くし、ネットワークへのデータ スループットが低下しないようにします。たとえば、コールバックでダイアログ ボックスを表示すると時間がかかります。そのため、サーバーが要求を終了することもあります。
ステータス コールバックは、いずれかのコールバックが保留状態の間は解除できません。
操作を非同期に処理するには、独自のスレッドを作成するか、MFC を使用せずに WinInet 関数を使用する必要があります。
例外
このメソッドは、CInternetException* 型の例外をスローできます。
必要条件
ヘッダー : afxinet.h
参照
参照
CInternetSession::CInternetSession