TextSelection.LineUp メソッド
更新 : 2007 年 11 月
テキスト選択範囲のカーソル位置を、指定した行数分だけ上に移動します。
名前空間 : EnvDTE
アセンブリ : EnvDTE (EnvDTE.dll 内)
構文
'宣言
Sub LineUp ( _
Extend As Boolean, _
Count As Integer _
)
'使用
Dim instance As TextSelection
Dim Extend As Boolean
Dim Count As Integer
instance.LineUp(Extend, Count)
void LineUp(
bool Extend,
int Count
)
void LineUp(
[InAttribute] bool Extend,
[InAttribute] int Count
)
function LineUp(
Extend : boolean,
Count : int
)
パラメータ
Extend
型 : System.Boolean省略可能です。カーソル位置が移動した行を強調表示するかどうかを指定します。既定値は、false です。
Count
型 : System.Int32省略可能です。挿入ポイントを上方に移動する行数を示します。既定値は 1 です。
解説
LineUp は、選択したテキストのカーソル位置を現在の位置から Count の行数分、上に移動します。Extend が true の場合、カーソル位置の移動後に新しい行が強調表示されます。Count の行数より前にドキュメントの先頭に達した場合、この位置はドキュメントの先頭のままになります。対象の行で文字位置がタブの中央で終わる場合には、LineUp は、必要に応じて文字位置の切り捨てを行い、起点の行の表示列を対象の行に一致させるように試みます。
Count が負の値の場合、LineUp は LineDown メソッドと同様に動作します。
例
Sub LineUpExample()
' Before running this example, open a text document containing
' at least 4 lines of text.
Dim objSel As TextSelection = DTE.ActiveDocument.Selection
' Go to fourth line in document and then move up one line.
objSel.GotoLine(4, False)
objSel.LineUp(True, 1)
End Sub
アクセス許可
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。