COleClientItem::GetExtent

更新 : 2007 年 11 月

OLE アイテムのサイズを取得します。

BOOL GetExtent(
   LPSIZE lpSize,
   DVASPECT nDrawAspect = (DVASPECT
)-1 
);

パラメータ

  • lpSize
    サイズ情報を受け取る SIZE 構造体または CSize オブジェクトへのポインタ。

  • nDrawAspect
    境界を取得する OLE アイテムの外観を指定する値。指定する値については、「SetDrawAspect」を参照してください。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外の値を返します。OLE アイテムが空の場合は 0 を返します。

解説

サーバー アプリケーションが MFC ライブラリを使って記述されていると、この関数により対応する COleServerItem オブジェクトの OnGetExtent メンバ関数が呼び出されます。取得されるサイズは、SetExtent メンバ関数により最後に設定されたサイズとは異なる可能性があることに注意してください。SetExtent で指定されたサイズは、ユーザーが提案したもので、実際には補正されています。寸法は MM_HIMETRIC 単位です。

83y2a3w0.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

OnChange のような OLE ハンドラを呼び出している間に、GetExtent を呼び出さないようにしてください。GetCachedExtent を代わりに呼び出してください。

詳細については、Windows SDK の「IOleObject::GetExtent」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : afxole.h

参照

参照

COleClientItem クラス

階層図

COleClientItem::SetExtent

COleClientItem::GetCachedExtent

COleServerItem::OnGetExtent

その他の技術情報

COleClientItem のメンバ