CComControl::FireOnChanged

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

コントロールのプロパティが変更されたことをコンテナのシンクに通知します。

HRESULT FireOnChanged(
   DISPID dispID 
);

パラメータ

  • dispID
    [入力] 変更されたプロパティの識別子。

戻り値

標準の HRESULT 値のいずれかを返します。

解説

コントロール クラスが IPropertyNotifySink から派生している場合、このメソッドは CFirePropNotifyEvent::FireOnChanged を呼び出して、接続されているすべての IPropertyNotifySink インターフェイスに、指定されたコントロール プロパティが変更されたことを通知します。コントロール クラスが IPropertyNotifySink から派生していない場合、このメソッドは S_OK を返します。

コントロールがコネクション ポイントをサポートしていない場合でも、このメソッドは安全に呼び出すことができます。

使用例

STDMETHODIMP CMyControl::put_MyText(BSTR newVal)
{
   // store newVal in CComBstr member
   m_bstrMyText = newVal;

   // note the DISPID for the MyText property is 3 in this example
   FireOnChanged(3);

   return S_OK;
}

必要条件

ヘッダー : atlctl.h

参照

参照

CComControl クラス

CComControl::FireOnRequestEdit

その他の技術情報

CComControl のメンバ