CFile::SetStatus
更新 : 2007 年 11 月
指定したファイル位置に関連付けられているファイルのステータスを設定します。
static void PASCAL SetStatus(
LPCTSTR lpszFileName,
const CFileStatus& status
);
パラメータ
lpszFileName
目的のファイルのパスを示す文字列。相対パスまたは絶対パスを指定できます。また、ネットワーク名を含めることができます。status
新しいステータス情報を保持するバッファ。GetStatus メンバ関数を呼び出し、あらかじめ CFileStatus 構造体に現在の値を格納しておいてください。その後で、必要な変更を行います。値が 0 のときは、対応するステータス情報は更新されません。CFileStatus 構造体については GetStatus メンバ関数の説明を参照してください。
解説
時間を変更するには、status の m_mtime フィールドを修正します。
ファイルの属性だけを変更しようとして SetStatus 関数を呼び出したときに、ファイル ステータス構造体の m_mtime メンバが 0 以外だと、そのことが属性に影響する場合があります。たとえば、タイム スタンプを変更すると、属性にも影響する可能性があります。属性だけを変更する場合は、ファイル ステータス構造体の m_mtime メンバに 0 を設定してから SetStatus 関数を呼び出してください。
使用例
TCHAR* pFileName = _T("ReadOnly_File.dat");
CFileStatus status;
CFile::GetStatus(pFileName, status);
status.m_attribute |= CFile::readOnly;
CFile::SetStatus(pFileName, status);
必要条件
ヘッダー : afx.h