TextBox コントロールの概要 (Windows フォーム)

更新 : 2007 年 11 月

Windows フォーム テキスト ボックスを使用すると、入力データを取得したりテキストを表示したりできます。TextBox コントロールは、通常は編集可能なテキストに使用しますが、読み取り専用にすることもできます。テキスト ボックスでは、複数の行を表示したり、コントロールのサイズに合わせてテキストを折り返したりできます。基本的な書式を追加することもできます。TextBox コントロールには、表示用のテキストまたはコントロールから入力されたテキストに適用するための、単一の書式スタイルが用意されています。書式が複数設定されたテキストを表示するには、RichTextBox コントロールを使用します。詳細については、「RichTextBox コントロールの概要 (Windows フォーム)」を参照してください。

TextBox コントロールの操作

コントロールによって表示されるテキストは、Text プロパティに含まれています。既定では、最大 2,048 文字をテキスト ボックスに入力できます。Multiline プロパティを true に設定した場合は、32 KB までのテキストを入力できます。Text プロパティは、デザイン時に [プロパティ] ウィンドウで設定するか、実行時にコードで設定するか、または実行時にユーザー入力によって設定します。テキスト ボックスの現在の内容は、実行時に Text プロパティを読み取ることによって取得できます。

実行時にテキストをコントロール内に設定するコード例を次に示します。InitializeMyControl プロシージャは自動的に実行されないため、呼び出す必要があります。

Private Sub InitializeMyControl()
   ' Put some text into the control first.
   TextBox1.Text = "This is a TextBox control."
End Sub
private void InitializeMyControl() {
   // Put some text into the control first.
   textBox1.Text = "This is a TextBox control.";
}
private void InitializeMyControl() 
{
   // Put some text into the control first.
   textBox1.set_Text("This is a TextBox control.");
}
private:
   void InitializeMyControl()
   {
      // Put some text into the control first.
      textBox1->Text = "This is a TextBox control.";
   }

参照

処理手順

方法 : Windows フォーム TextBox コントロールでのカーソル位置を制御する

方法 : Windows フォームの TextBox コントロールを使用してパスワード テキスト ボックスを作成する

方法 : 読み取り専用テキスト ボックスを作成する (Windows フォーム)

方法 : 文字列に引用符を挿入する (Windows フォーム)

方法 : Windows フォーム TextBox コントロールでテキストを選択する

方法 : Windows フォーム TextBox コントロールで複数行を表示する

参照

TextBox

その他の技術情報

TextBox コントロール (Windows フォーム)