/baseaddress (DLL のベース アドレスの指定) (C# コンパイラ オプション)
更新 : 2007 年 11 月
/baseaddress オプションを使用すると、DLL を読み込むベース アドレスを指定できます。このオプションを使用するタイミングと理由の詳細については、「Improving Application Startup Time」および「Larry Osterman's WebLog」を参照してください。
/baseaddress:address
引数
- address
DLL のベース アドレス。このアドレスは、10 進数、16 進数、または 8 進数で指定できます。
解説
DLL の既定のベース アドレスは、.NET Framework 共通言語ランタイムによって設定されます。
このアドレスの下位ワードは丸められることに注意してください。たとえば、0x11110001 と指定すると、丸められて 0x11110000 になります。
DLL の署名プロセスを完了するには、-R オプションを指定した SN.EXE を使用します。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ] ページを開きます。
[ビルド] プロパティ ページをクリックします。
[詳細] をクリックします。
DLL のベース アドレス プロパティを変更します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには、「BaseAddress」を参照してください。