/Qimprecise_fwaits (try ブロック内部の fwaits を削除する)

更新 : 2007 年 11 月

/fp:except コンパイラ オプションの使用時に、try ブロック内部の fwait を削除します。

/Qimprecise_fwaits

解説

/fp:except も指定されていなければ、このオプションは無効です。/fp:except オプションを指定すると、コンパイラは try ブロックの中のコードの各行を囲む fwait コマンドを挿入します。このようにして、コンパイラは例外が発生したコード行を特定できます。/Qimprecise_fwaits は内部 fwait 命令を削除して、try ブロックを囲む待機だけを残します。これによってパフォーマンスは向上しますが、コンパイラはどの try ブロックで例外が発生したかは特定できますが、どの行かは特定できません。

Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。詳細については、「方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く」を参照してください。

  2. [C/C++] フォルダをクリックします。

  3. [コマンド ライン] プロパティ ページをクリックします。

  4. [追加のオプション]ボックスにコンパイラ オプションを入力します。

このコンパイラ オプションをコードから設定するには

参照

参照

/Q オプション (低水準の操作)

コンパイラ オプション

コンパイラ オプションの設定