方法 : CPU カウンタ データを収集する
更新 : 2007 年 11 月
ハードウェア固有のパフォーマンス データの収集には、CPU イベント カウンタが使用されます。CPU カウンタのイベントには、次の 2 つの種類があります。
汎用性のあるイベント - 特定の CPU にかかわらず収集可能な CPU イベント
プラットフォーム イベント - 特定の CPU に関連付けられた CPU イベント
汎用性のあるイベントには、Instructions Retired や Non Halted Cycles などの一般的なイベント、ITLB Misses などの CPU バッファ イベント、分岐イベント、および L2 キャッシュ イベントが含まれます。使用できるプラットフォーム イベント カウンタは、プロセッサのメーカーによって決められています。
イベントのカテゴリは、汎用性のあるカウンタとプラットフォーム カウンタで共有できます。たとえば、両方のタイプに共通するデータのカテゴリには次のものがあります。
メモリ イベント
フロントエンド イベント
分岐イベント
パフォーマンス カウンタ データは、プロファイラを使った次の 2 つの方法で収集できます。
サンプリングによってプロファイリングするときにカウンタ イベントをサンプリング間隔として指定する。
インストルメンテーションによってプロファイリングするときに 1 つ以上のカウンタからデータを収集する。
CPU カウンタ イベントをサンプリング間隔として指定するには
[プロパティ ページ] で、[サンプリング] をクリックします。
[サンプル イベント] のドロップダウン リストの [パフォーマンス カウンタ データ] を選択します。
[使用可能なパフォーマンス カウンタ] ツリーを展開し、アプリケーションのプロファイルに使用するサンプル イベントを見つけます。
サンプル イベントをクリックします。
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メモ :[使用可能なパフォーマンス カウンタ] が有効になるのは [サンプル イベント] のドロップダウン リストで [パフォーマンス カウンタ データ] を選択した場合だけです。
インストルメンテーションによってプロファイリングをするときにパフォーマンス カウンタ データを収集するには
[プロパティ ページ] で、[CPU カウンタ] をクリックします。
[CPU カウンタの収集] チェック ボックスをオンにします。
[使用可能なパフォーマンス カウンタ] ツリーを展開し、収集するサンプル イベントを見つけます。
収集するイベントごとに、イベントを選択して右向きの矢印をクリックし、イベントを [選択されたカウンタ] リストに追加します。
メモ :[使用可能なパフォーマンス カウンタ] が有効になるのは [CPU カウンタの収集] チェック ボックスをオンにした場合だけです。