[ツールボックス アイテムの選択] ダイアログ ボックスの [WPF コンポーネント] タブ

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

[ツールボックス アイテムの選択] ダイアログ ボックスのこのタブには、使用しているローカル コンピュータで利用可能な WPF (Windows Presentation Foundation) コントロールの一覧が表示されます。この一覧を表示するには、[ツール] メニューの [ツールボックス アイテムの選択] をクリックして、[ツールボックス アイテムの選択] ダイアログ ボックスを表示します。次に、[WPF コンポーネント] タブをクリックします。コンポーネントの一覧を並べ替えるには、列ヘッダーをクリックします。

  • コンポーネントの隣のチェック ボックスをオンにすると、そのコンポーネントのアイコンが [ツールボックス] に表示されます。

    Bb514128.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

    WPF コントロールのインスタンスを、編集用に開いたプロジェクト ドキュメントに追加するには、[ツールボックス] の該当するコントロールのアイコンを、デザイン ビュー サーフェイスにドラッグします。コンポーネントの既定のマークアップとコードがプロジェクトに挿入され、変更の準備が完了します。詳細については、「方法 : [ツールボックス] ウィンドウを管理する」および「[ツールボックス] タブの操作方法」を参照してください。

  • コンポーネントの隣のチェック ボックスをオフにすると、対応するアイコンが [ツールボックス] から削除されます。

    Bb514128.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    コンピュータにインストールされている .NET Framework コンポーネントは、対応するアイコンが [ツールボックス] に表示されているかどうかにかかわらず利用できます。

[WPF コンポーネント] タブの列には、以下のデータが表示されます。

  • [名前]
    使用しているコンピュータのレジストリにエントリが存在する WPF コントロールの名前の一覧です。

  • [名前空間]
    コンポーネントの構造を定義している .NET Framework .NET Framework クラス ライブラリ リファレンス 名前空間の階層構造が表示されます。この列で並べ替えると、使用しているコンピュータにインストールされている各 .NET Framework 名前空間で使用できるコンポーネントを一覧表示できます。

  • [アセンブリ名]
    各コンポーネントの名前空間が含まれている .NET Framework アセンブリの名前とバージョンが表示されます。この列で並べ替えると、使用しているコンピュータにインストールされている各 .NET Framework アセンブリに含まれている名前空間を一覧表示できます。

  • [ディレクトリ]
    .NET Framework アセンブリの保存場所が表示されます。アセンブリはすべて、既定では、グローバル アセンブリ キャッシュにあります。グローバル アセンブリ キャッシュの詳細については、「アセンブリとグローバル アセンブリ キャッシュの使用」および「配置とグローバル アセンブリ キャッシュ」を参照してください。

  • [フィルタ]
    テキスト ボックスに指定された文字列に基づいて、表示される WPF コントロールの一覧にフィルタをかけます。4 つの列のいずれかで一致するものがすべて表示されます。

  • [クリア]
    フィルタ文字列を消去します。

  • [参照]
    [開く] ダイアログ ボックスが開き、WPF コントロールを含むアセンブリに移動できます。これを使用すると、グローバル アセンブリ キャッシュにないアセンブリを読み込むことができます。

  • [言語]
    選択されている WPF コントロールを含むアセンブリのローカライズ言語が表示されます。

  • [バージョン]
    選択されている WPF コントロールを含むアセンブリのビルド バージョンが表示されます。

制限事項

ツールボックスにカスタム コントロールまたは UserControl を追加する際は、次の制限が適用されます。

  • 現在のプロジェクトの外部で定義されたカスタム コントロールでのみ機能します。

  • ソリューション構成を (デバッグからリリースに、またはリリースからデバッグに) 変更した場合、正しく更新されません。これは、参照設定がプロジェクト レベルではなく、ディスク上のアセンブリを直接参照することによって行われているためです。コントロールが現在のソリューションに含まれているとき、デバッグ構成からリリース構成に変更しても、プロジェクトからは依然としてデバッグ バージョンのコントロールが参照されます。

さらに、デザイン時メタデータがカスタム コントロールに適用され、このメタデータによって、ToolboxBrowsableAttribute が false に設定された場合、このコントロールはツールボックスに表示されません。

コントロールに対して名前空間とアセンブリを対応付けることにより、XAML ビューでコントロールを直接参照できます。詳細については、「方法 : 名前空間を XAML にインポートする」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : WPF アプリケーション内でサードパーティの WPF コントロールを使用する

参照

[ツールボックス アイテムの選択] ダイアログ ボックス (Visual Studio)

ツールボックス

その他の技術情報

WPF デザイナ