クラス (MFC Feature Pack)

更新 : 2007 年 11 月

MFC Feature Pack には次の MFC クラスがあります。

このセクションの内容

クラス

説明

AFX_GLOBAL_DATA 構造体

AFX_GLOBAL_DATA 構造体は、フレームワークを管理するため、またはアプリケーションの外観および動作をカスタマイズするために使用されるフィールドおよびメソッドを格納します。

CAutoHideDockSite クラス

CAutoHideDockSiteCDockSite クラスを拡張して自動非表示のドッキング ペインを実装します。

CBasePane クラス

MFC Feature Pack のすべてのペインの基本クラス。

CBaseTabbedPane クラス

CDockablePane クラスの機能を拡張してタブ付きウィンドウの作成をサポートします。

CContextMenuManager クラス

CContextMenuManager オブジェクトはショートカット メニュー (コンテキスト メニューとも呼ばれる) を管理します。

CDialogEx クラス

CDialogEx クラスは、ダイアログ ボックスの背景色と背景イメージを指定します。

CDockablePane クラス

ドッキング サイトにドッキングできる、またはタブ付きペインに含めることができるペインを実装します。

CDockablePaneAdapter クラス

CWnd の派生ペインのドッキングをサポートします。

CDockingManager クラス

メイン フレーム ウィンドウのドッキング レイアウトを制御するコア機能を実装します。

CDockingPanesRow クラス

ドッキング サイトの同じ水平または垂直の行 (列) に配置されるペインの一覧を管理します。

CDockSite クラス

CPane クラスから派生したペインを一連の行に配置する機能を提供します。

CDrawingManager クラス

CDrawingManager クラスは複雑な描画アルゴリズムを実装します。

CFrameImpl クラス

CFrameImpl クラスは、フレーム ウィンドウ クラス CFrameWndEx クラスCMDIFrameWndEx クラス、および COleIPFrameWndEx クラスのツール バー カスタマイズを処理します。

CFrameWndEx クラス

CFrameWndEx クラスは、Windows のシングル ドキュメント インターフェイス (SDI: Single Document Interface) のオーバーラップ フレーム ウィンドウまたはポップアップ フレーム ウィンドウの機能を実装し、ウィンドウを管理するメンバを提供します。CFrameWnd クラスを拡張します。

CGlobalUtils クラス

 

CKeyboardManager クラス

メイン フレーム ウィンドウおよび子フレーム ウィンドウのショートカット キーのテーブルを管理します。

CMDIChildWndEx クラス

CMDIChildWndEx クラスは、Windows のマルチ ドキュメント インターフェイス (MDI: multiple document interface) の子ウィンドウの機能を提供します。CMDIChildWnd クラスの機能を拡張します。MDI アプリケーションが一定の MFC クラスを使用するとき、フレームワークにはこのクラスが必要です。

CMDIFrameWndEx クラス

CMDIFrameWnd (Windows のマルチ ドキュメント インターフェイス (MDI: Multiple Document Interface) のフレーム ウィンドウ) の機能を拡張します。

CMDITabInfo クラス

CMDIFrameWndEx::EnableMDITabbedGroups クラスを使用して、CMDITabInfo メソッドにパラメータを渡します。MDI タブ付きグループの動作を制御するために、このクラスのメンバを設定します。

CMenuImages クラス

閉じるボタン、最大化ボタン、ラジオ ボタン、および矢印など、定義済みイメージを表示する機能を提供します。

CMenuTearOffManager クラス

ティアオフ メニューを管理します。ティアオフ メニューはメニュー バー上のメニューの一種です。ユーザーは、ティアオフ メニューをメニュー バーから外してフローティングにすることができます。

CMFCAcceleratorKey クラス

仮想キーのマッピングおよび書式設定を実装するヘルパー クラスです。

CMFCAcceleratorKeyAssignCtrl クラス

CMFCAcceleratorKeyAssignCtrl クラスは CEdit クラスを拡張して、Alt、Ctrl、および Shift などの追加のシステム ボタンをサポートします。

CMFCAutoHideButton クラス

非表示にするよう構成されている CDockablePane クラスを表示または非表示にするボタン。

CMFCBaseTabCtrl クラス

CMFCBaseTabCtrl クラスはタブ付きウィンドウの基本的な機能を実装します。

CMFCButton クラス

CMFCButton クラスは、ボタン テキストの整列、ボタン テキストとイメージの組み合わせ、カーソルの選択、ツールヒントの指定などの機能を CButton クラスに追加します。

CMFCCaptionBar Class

CMFCCaptionBar オブジェクトは、ボタン、テキスト ラベル、ビットマップという 3 つの要素を表示できるコントロール バーです。表示できる各要素の数は 1 つずつです。各要素は、コントロールの左端、右端、または中央に揃えて配置できます。また、キャプション バーの上部または下部の境界線にフラット スタイルまたは 3D スタイルを適用することもできます。

CMFCCaptionButton クラス

CMFCCaptionButton クラスは、ドッキング ペインまたはミニフレーム ウィンドウのキャプション バーに表示されるボタンを実装します。通常は、フレームワークがキャプション ボタンを自動的に作成します。

CMFCColorBar クラス

CMFCColorBar クラスは、ドキュメントまたはアプリケーションで色を選択できるドッキング コントロール バーを表します。

CMFCColorButton クラス

CMFCColorButton クラスと CMFCColorBar クラスクラスを組み合わせて使用し、カラー ピッカー コントロールを実装します。

CMFCColorDialog クラス

CMFCColorDialog クラスは色選択ダイアログ ボックスを表します。

CMFCColorMenuButton クラス

CMFCColorMenuButton クラスは、カラー ピッカー ダイアログ ボックスを起動するメニュー コマンドまたはツール バーのボタンをサポートします。

CMFCColorPickerCtrl クラス

CMFCColorPickerCtrl クラスは、色の選択に使用するコントロールの機能を提供します。

CMFCDesktopAlertDialog クラス

CMFCDesktopAlertDialog クラスは、CMFCDesktopAlertWnd クラスと組み合わせて、ポップアップ ウィンドウにカスタム ダイアログを表示するために使用します。

CMFCDesktopAlertWnd クラス

CMFCDesktopAlertWnd クラスは、画面に表示されてユーザーにイベントについて通知するモードレス ダイアログ ボックスの機能を実装します。

CMFCDesktopAlertWndInfo クラス

CMFCDesktopAlertWndInfo クラスは、CMFCDesktopAlertWnd クラスと共に使用されます。デスクトップ通知ウィンドウがポップアップする場合に表示されるコントロールを指定します。

CMFCDragFrameImpl クラス

CMFCDragFrameImpl クラスは、標準ドッキング モードでユーザーがペインをドラッグするときに表示されるドラッグ四角形を描画します。

CMFCDropDownToolBar クラス

ユーザーがトップレベルのツール バー ボタンを押し続けると表示されるツール バー。

CMFCDropDownToolbarButton クラス

クリックされたときに標準ボタンとして動作する、ツール バーのボタンの一種。ただし、ユーザーがツール バーのボタンを押したままにすると、ドロップダウン ツール バー (CMFCDropDownToolBar クラス) を開きます。

CMFCEditBrowseCtrl クラス

CMFCEditBrowseCtrl クラスは、参照機能付きコントロールをサポートします。このコントロールは編集可能なテキスト ボックスで、オプションで参照ボタンが含まれます。ユーザーが参照ボタンをクリックすると、このコントロールはカスタム動作を実行するか、ファイル参照またはフォルダ参照を含む標準ダイアログ ボックスを表示します。

CMFCFontComboBox クラス

CMFCFontComboBox クラスは、フォントの一覧を含むコンボ ボックス コントロールを作成します。

CMFCFontInfo クラス

CMFCFontInfo クラスは、フォントの名前とその他の属性を表します。

CMFCHeaderCtrl クラス

CMFCHeaderCtrl クラスは、ヘッダー コントロールの複数の列の並べ替えをサポートします。

CMFCImageEditorDialog クラス

CMFCImageEditorDialog クラスは、イメージ エディタ ダイアログ ボックスをサポートします。

CMFCKeyMapDialog クラス

CMFCKeyMapDialog クラスは、キーボードのキーにコマンドをマップするコントロールをサポートします。

CMFCLinkCtrl クラス

CMFCLinkCtrl クラスはボタンをハイパーリンクとして表示し、ボタンがクリックされるとリンク先を呼び出します。

CMFCListCtrl クラス

CMFCListCtrl クラスは、CMFCHeaderCtrl クラスの高度なヘッダー コントロールをサポートすることで、CListCtrl クラスクラスの機能を拡張します。

CMFCMaskedEdit クラス

CMFCMaskedEdit クラスは、マスク エディット コントロールをサポートします。これは、ユーザーの入力をマスクと検証し、テンプレートに従って検証結果を表示します。

CMFCMenuBar クラス

ドッキングを実装するメニュー バー。

CMFCMenuButton クラス

ポップアップ メニューを表示してユーザーのメニュー選択を報告するボタンです。

CMFCOutlookBar クラス

Microsoft Outlook 2000 または Outlook 2003 の [ナビゲーション ウィンドウ] と同じ外観のタブ付きペインです。CMFCOutlookBar オブジェクトには CMFCOutlookBarTabCtrl クラス オブジェクトと一連のタブが含まれます。それらのタブは、CMFCOutlookBarPane クラス オブジェクトまたは CWnd から派生したオブジェクトです。ユーザーに対しては、Outlook バーは一連のボタンおよび表示領域として表示されます。ユーザーがボタンをクリックすると、対応するコントロールまたはボタン ペインが表示されます。

CMFCOutlookBarPane クラス

Outlook バー (CMFCOutlookBar クラス) に挿入できる CMFCToolBar クラスから派生したコントロール。Outlook バー ペインには、大きなボタンの列があります。ボタンのリストがペインより長い場合、ユーザーはリストを上下にスクロールできます。ユーザーが Outlook バー ペインを Outlook バーから切り離すと、そのペインをフローティング状態にするかメイン フレーム ウィンドウにドッキングできます。

CMFCOutlookBarTabCtrl クラス

Microsoft Outlook の [ナビゲーション ウィンドウ] と同じ外観のタブ コントロールです。

CMFCPopupMenu クラス

Windows のポップアップ メニュー機能を実装し、ティアオフ メニューやツールヒントなどの機能を追加することでそれを拡張します。

CMFCPopupMenuBar クラス

ポップアップ メニューに埋め込まれたメニュー バー。

CMFCPropertyGridColorProperty クラス

CMFCPropertyGridColorProperty クラスは、色選択用のダイアログ ボックスを開くプロパティ リスト コントロール項目をサポートします。

CMFCPropertyGridCtrl クラス

プロパティをアルファベット順または階層順に表示できる、編集可能なプロパティ グリッド コントロールをサポートします。

CMFCPropertyGridFileProperty クラス

CMFCPropertyGridFileProperty クラスは、ファイル選択用のダイアログ ボックスを開くプロパティ リスト コントロール項目をサポートします。

CMFCPropertyGridFontProperty クラス

CMFCPropertyGridFileProperty クラスは、フォント選択用のダイアログ ボックスを開くプロパティ リスト コントロール項目をサポートします。

CMFCPropertyGridProperty クラス

CMFCPropertyGridProperty オブジェクトは、プロパティ リスト コントロールのリスト項目を表します。

CMFCPropertyPage クラス

CMFCPropertyPage クラスは、プロパティ ページでのポップアップ メニューの表示をサポートします。

CMFCPropertySheet クラス

CMFCPropertySheet クラスは、各プロパティ ページがページ タブ、ツール バーのボタン、ツリー コントロールのノード、またはリスト項目で示されるプロパティ シートをサポートします。

CMFCPropertySheetCategoryInfo クラス

CMFCPropertySheetCategoryInfo クラスは内部的に使用されます。

CMFCReBar クラス

CMFCReBar オブジェクトは、Rebar コントロールのレイアウト、永続性、および状態の情報を提供するコントロール バーです。

CMFCRibbonApplicationButton クラス

アプリケーション ウィンドウの左上隅に表示される特殊なボタンを実装します。このボタンがクリックされると、通常は [ファイル] メニューに表示されるコマンド ([開く]、[上書き保存]、[終了] など) を含むメニューが開かれます。

CMFCRibbonBaseElement クラス

CMFCRibbonBaseElement クラスは、リボン バーに追加できるすべての要素の基本クラスです。リボン要素とは、リボン ボタン、リボン チェック ボックス、リボン コンボ ボックスなどです。

CMFCRibbonButton クラス

CMFCRibbonButton クラスは、パネル、クイック アクセス ツール バー、ポップアップ メニューなど、リボン バー要素に配置できるボタンを実装します。

CMFCRibbonButtonsGroup クラス

CMFCRibbonButtonsGroup クラスを使用すると、一連のリボン ボタンをグループに編成できます。グループ内のすべてのボタンは互いに隣接して水平に並び、1 つの枠で囲まれます。

CMFCRibbonCategory クラス

CMFCRibbonCategory クラスは、リボン パネルのグループを含むリボン タブを実装します。

CMFCRibbonCheckBox クラス

CMFCRibbonCheckBox クラスは、リボン パネル、クイック アクセス ツール バー、またはポップアップ メニューに追加できるチェック ボックスを実装します。

CMFCRibbonColorButton クラス

CMFCRibbonColorButton クラスは、リボン バーに追加できるカラー ボタンを実装します。リボンのカラー ボタンは、1 つまたは複数のカラー パレットを含むドロップダウン メニューを表示します。

CMFCRibbonComboBox クラス

CMFCRibbonComboBox クラスは、リボン バー、リボン パネル、またはリボン ポップアップ メニューに追加できるコンボ ボックスを実装します。

CMFCRibbonContextCaption クラス

リボン カテゴリまたはコンテキスト カテゴリの最上位に表示される色付きのキャプションを実装します。

CMFCRibbonEdit クラス

リボンに配置される編集コントロールを実装します。

CMFCRibbonFontComboBox クラス

フォントの一覧を含むコンボ ボックスを実装します。このコンボ ボックスをリボン パネルに配置できます。

CMFCRibbonGallery クラス

Office 2007 スタイルのリボン ギャラリーを実装します。

CMFCRibbonGalleryMenuButton クラス

リボン ギャラリーを含むリボン メニュー ボタンを実装します。

CMFCRibbonLabel クラス

リボンのクリックできないテキスト ラベルを実装します。

CMFCRibbonLinkCtrl クラス

リボン上に配置するハイパーリンクを実装します。ハイパーリンクをクリックすると、Web ページが表示されます。

CMFCRibbonMainPanel クラス

CMFCRibbonApplicationButton をクリックしたときに表示されるリボン パネルを実装します。

CMFCRibbonMiniToolBar クラス

コンテキスト ポップアップ ツール バーを実装します。

CMFCRibbonPanel クラス

一連のリボン要素を含むパネルを実装します。このパネルが描画されると、そのパネルに指定されたサイズに対して可能な限り多くの要素が表示されます。

CMFCRibbonProgressBar クラス

時間のかかる操作の進行状況を視覚的に示すコントロールを実装します。

CMFCRibbonSlider クラス

CMFCRibbonSlider クラスは、リボン バーまたはリボン ステータス バーに追加できるスライダ コントロールを実装します。リボン スライダ コントロールは、Office 2007 アプリケーションに表示されるズーム スライダに似ています。

CMFCRibbonStatusBar クラス

CMFCRibbonStatusBar クラスは、リボン要素を表示するリボン ステータス バー コントロールを実装します。

CMFCRibbonStatusBarPane クラス

CMFCRibbonStatusBarPane クラスは、リボン ステータス バーに追加できるリボン要素を実装します。

CMFCRibbonUndoButton クラス

CMFCRibbonUndoButton クラスは、分割ボタン (小型のボタンで下向きの三角形がメイン ボタンの右端にある) を実装します。ユーザーがその三角形をクリックすると、最近実行したアクションのドロップダウン リストが表示されます。そのドロップダウン リストから 1 つまたは複数のアクションを選択できます。ただし、ユーザーがそのボタンをクリックした場合は、ドロップダウン リストの最後の (最近追加された) アクションが元に戻されます。ユーザーがアクションを実行したときに、それをアクションの一覧に読み込む必要があります。

CMFCShellListCtrl クラス

CMFCShellListCtrl クラスは、Windows リスト コントロール機能を提供します。また、機能拡張されており、シェル項目の一覧表示機能が含まれています。

CMFCShellTreeCtrl クラス

CMFCShellTreeCtrl クラスは、シェル項目の階層を表示することにより CTreeCtrl クラスの機能を拡張します。

CMFCSpinButtonCtrl クラス

CMFCSpinButtonCtrl クラスは、スピン ボタン コントロールを描画するビジュアル マネージャをサポートします。

CMFCStatusBar クラス

CMFCStatusBar クラスは、CStatusBar クラスに似たステータス バーを実装します。ただし、CMFCStatusBar クラスの機能には CStatusBar クラスでは提供されない機能が含まれています。たとえば、イメージ、アニメーション、およびプログレス バーを表示する機能や、マウスのダブルクリックに反応する機能があります。

CMFCTabCtrl クラス

CMFCTabCtrl クラスは、タブ コントロールの機能を提供します。タブ コントロールは、上または下にフラットまたは 3D のタブを持つ、ドッキング可能なウィンドウを表示します。タブにはテキストまたはイメージを表示し、アクティブな状態では色を変化させることもできます。

CMFCTabToolTipInfo 構造体

この構造体は、ユーザーがマウス ポインタを置いた MDI タブの情報を提供します。

CMFCTasksPane クラス

CMFCTasksPane クラスは、クリック可能な項目 (タスク) のリストを実装します。

CMFCTasksPaneTask クラス

CMFCTasksPaneTask クラスは、作業ウィンドウ コントロール (CMFCTasksPane) のタスクを表すヘルパー クラスです。タスク オブジェクトは、タスク グループ (CMFCTasksPaneTaskGroup) 内の項目を表します。各タスクには、ユーザーがタスク名の左側に表示されるタスクやアイコンをクリックしたときにフレームワークが実行するコマンドを設定できます。

CMFCTasksPaneTaskGroup クラス

CMFCTasksPaneTaskGroup クラスは、CMFCTasksPane コントロールが使用するヘルパー クラスです。CMFCTasksPaneTaskGroup 型のオブジェクトはタスク グループを表します。タスク グループは、閉じるボタンがある独立したボックスにフレームワークによって表示される項目の一覧です。このボックスには、オプションのキャプション (グループ名) があります。グループが閉じると、タスクの一覧は表示されません。

CMFCToolBar クラス

CMFCToolBar クラスは CToolBar クラスに似ていますが、ユーザー インターフェイス機能に対する追加サポートを提供します。フラット ツール バー、ホット イメージのツール バー、大きいアイコン、ページャ ボタン、ロックされたツール バー、rebar コントロール、イメージの下のテキスト、背景イメージ、およびタブ付きのツール バーなどがサポートされます。CMFCToolBar クラスには、ツール バーおよびメニューに対するユーザーのカスタマイズ、ツール バーとメニューの間のドラッグ アンド ドロップ、コンボ ボックス ボタン、エディット ボックス ボタン、カラー ピッカー、およびロールアップ ボタンのサポートも組み込まれています。

CMFCToolBarButton クラス

ツール バーのボタン機能を指定します。

CMFCToolBarComboBoxButton クラス

コンボ ボックス コントロール (CComboBox クラス) を含むツール バー ボタンです。

CMFCToolBarComboBoxEdit クラス

CMFCToolBarComboBoxEdit クラスを使用して、フレームワークは編集可能なコンボ ボックス コントロールとして動作するツール バーのボタンを作成します。

CMFCToolBarDateTimeCtrl クラス

日時指定コントロール (CMFCDateTimeCtrl Class) を含むツール バー ボタンです。

CMFCToolBarEditBoxButton クラス

編集コントロール (CEdit クラス) を含むツール バー ボタンです。

CMFCToolBarFontComboBox クラス

システム フォントの一覧からユーザーがフォントを選択するための、コンボ ボックス コントロールを含むツール バーのボタンです。

CMFCToolBarFontSizeComboBox クラス

ユーザーがフォント サイズを選択するための、コンボ ボックス コントロールを含むツール バーのボタンです。

CMFCToolBarImages クラス

ツール バー上のイメージです。CMFCToolBarImages クラスは、アプリケーション リソースまたはファイルから読み込んだツール バー イメージを管理します。

CMFCToolBarInfo クラス

さまざまな状態のツール バーのイメージのリソース ID が含まれます。CMFCToolBarInfo は、CMFCToolBar::LoadToolBarEx メソッドのパラメータとして使用されるヘルパー クラスです。

CMFCToolBarMenuButton クラス

ポップアップ メニューを含むツール バー ボタン。

CMFCToolBarsCustomizeDialog クラス

モードレス タブ ダイアログ ボックス (CPropertySheet クラス) を使用して、アプリケーションのツール バー、メニュー、キーボード ショートカット、ユーザー定義のツール、および表示スタイルをカスタマイズできます。通常、このダイアログ ボックスを表示するには、[ツール] メニューの [ユーザー設定] をクリックします。

CMFCToolTipCtrl クラス

CToolTipCtrl クラスに基づいた拡張ツールヒントの実装です。CMFCToolTipCtrl クラスに基づいたツールヒントは、アイコン、ラベル、および説明を表示できます。グラデーション塗りつぶし、カスタム テキストと境界線の色、太字、角を丸く表示、またはバルーン形式を使用して、外観をカスタマイズできます。

CMFCToolTipInfo クラス

ツールヒントの外観に関する情報を格納します。

CMFCVisualManager クラス

グローバル レベルでアプリケーションの外観変更のサポートを提供します。CMFCVisualManager クラスは、一貫したスタイルでアプリケーションの GUI コントロールの描画指示を提供するクラスと共に機能します。これらのクラスはビジュアル マネージャと呼ばれ、CMFCBaseVisualManager を継承します。

CMFCVisualManagerOffice2003 クラス

CMFCVisualManagerOffice2003 は、アプリケーションを Microsoft Office 2003 の外観にします。

CMFCVisualManagerOffice2007 クラス

CMFCVisualManagerOffice2007 はアプリケーションを Microsoft Office 2007 の外観にします。

CMFCVisualManagerVS2005 クラス

CMFCVisualManagerVS2005 はアプリケーションを Microsoft Visual Studio 2005 の外観にします。

CMFCVisualManagerWindows クラス

CMFCVisualManagerWindows は、ユーザーが Microsoft Windows XP または Microsoft Vista のテーマを選択したときに、Windows XP または Vista と同様の外観を表示します。

CMFCWindowsManagerDialog クラス

CMFCWindowsManagerDialog オブジェクトは、ユーザーが MDI アプリケーションの中で MDI 子ウィンドウを管理できるようにします。

CMouseManager クラス

特定の CView オブジェクトにおけるビューの内側をダブルクリックした場合に、ユーザーがさまざまなコマンドをそのビューに関連付けられるようにします。

CMultiPaneFrameWnd クラス

CMultiPaneFrameWnd クラスは、CPaneFrameWnd クラスを拡張します。複数のペインをサポートします。コントロール バーにハンドルが 1 つ埋め込まれるのではなく、CMultiPaneFrameWnd には CPaneContainerManager クラス オブジェクトが含まれ、それによってユーザーは 1 つの CMultiPaneFrameWnd を別のものにドッキングし、複数のフローティングのタブ付きウィンドウを動的に作成できるようになります。

COleIPFrameWndEx クラス

COleIPFrameWndEx クラスは、MFC Feature Pack をサポートする OLE コンテナを実装します。アプリケーションに対する埋め込み先フレーム ウィンドウ クラスを COleIPFrameWndEx クラスから派生させる必要があります (COleIPFrameWnd クラスからではありません)。

CPane クラス

CPane クラスは、CControlBar クラスの拡張版です。既存の MFC プロジェクトをアップグレードしている場合は、CControlBar の出現箇所をすべて CPane に置き換える必要があります。

CPaneContainer クラス

CPaneContainer クラスは、MFC Feature Pack によって実装されるドッキング モデルの基本コンポーネントです。このクラスのオブジェクトは、2 つのドッキング ペイン、または CPaneContainer の 2 つのインスタンスへのポインタを格納します。また、ペイン (またはコンテナ) を分割している区分線へのポインタも格納します。コンテナ内にコンテナを入れ子にすると、フレームワークは複雑なドッキング レイアウトを表すバイナリ ツリーを構築します。そのバイナリ ツリーのルートは、CPaneContainerManager オブジェクトに格納されます。

CPaneContainerManager クラス

CPaneContainerManager クラスは、現在のドッキング レイアウトの格納と表示を管理します。

CPaneDialog クラス

CPaneDialog クラスは、モードレスでドッキング可能なダイアログ ボックスをサポートします。

CPaneDivider クラス

CPaneDivider クラスは、メイン フレーム ウィンドウのクライアント領域から、2 つのペインを分割、ペインの 2 つのグループを分割、または 1 つのグループのペインを分離します。

CPaneFrameWnd クラス

1 つのペインを含むミニフレーム ウィンドウを実装します。そのペインは、ウィンドウのクライアント領域になります。

CRecentDockSiteInfo クラス

CRecentDockSiteInfo クラスは、CPane クラスの最近の状態情報を格納するヘルパー クラスです。

CSettingsStore クラス

Windows API 関数をラップし、レジストリへのアクセスに使用するオブジェクト指向インターフェイスを提供します。

CShellManager クラス

ID リストへのポインタ (PIDL) を操作するためのさまざまなメソッドを実装します。

CSmartDockingInfo クラス

スマート ドッキング マーカーの外観を定義します。

CSplitterWndEx クラス

カスタマイズされた分割ウィンドウを表します。

CTabbedPane クラス

切り離し可能なタブを持つペインの機能を実装します。

CTabView クラス

CTabView クラスは、MFC のドキュメント/ビュー アーキテクチャを使用するアプリケーションでタブ コントロール クラス (CMFCTabCtrl) を簡単に使用できるようにします。

CTooltipManager クラス

ツールヒントに関するランタイム情報を保持します。CTooltipManager クラスのインスタンスは、アプリケーションごとに 1 回作成されます。

CUserTool クラス

ユーザー ツールは、外部アプリケーションを実行するメニュー項目です。ユーザーは、[カスタマイズ] ダイアログ ボックス (CMFCToolBarsCustomizeDialog クラス) の [ツール] タブを使用して、ユーザー ツールを追加し、各ユーザー ツールの名前、コマンド、引数、および初期ディレクトリを指定できます。

CUserToolsManager クラス

アプリケーション内の CUserTool クラス オブジェクトのコレクションを保持します。ユーザー ツールは、外部アプリケーションを実行するメニュー項目です。CUserToolsManager オブジェクトは、ユーザーまたは開発者がアプリケーションに新しいユーザー ツールを追加できるようにします。ユーザー ツールに関連するコマンドの実行をサポートし、Windows レジストリにユーザー ツールに関する情報を保存します。

CVSListBox クラス

CVSListBox クラスは、編集可能なリスト コントロールをサポートします。

CWinAppEx クラス

CWinAppEx は、アプリケーション状態の処理、状態のレジストリへの保存、状態のレジストリからの読み込み、アプリケーション マネージャの初期化、および同じアプリケーション マネージャへのリンクの提供を行います。

参照

その他の技術情報

リファレンス (MFC Feature Pack)