CMFCVisualManager::OnDrawAutoHideButtonBorder
更新 : 2007 年 11 月
フレームワークは、自動的に隠すボタンの境界線を描画するときにこのメソッドを呼び出します。
virtual void OnDrawAutoHideButtonBorder(
CDC* pDC,
CRect rectBounds,
CRect rectBorderSize,
CMFCAutoHideButton* pButton
);
パラメータ
[入力] pDC
デバイス コンテキストへのポインタ。[入力] rectBounds
自動的に隠すボタンのサイズと場所。[入力] rectBorderSize
境界線のサイズを含む CRect パラメータ。[入力] pButton
自動的に隠すボタンへのポインタ。このボタンの境界線がフレームワークによって描画されます。
解説
自動的に隠すボタンの境界線の外観をカスタマイズするには、派生クラスでこのメソッドをオーバーライドします。既定では、このメソッドはフラットな境界線をアプリケーションの既定の影の色で塗りつぶします。
rectBorderSize パラメータには境界線の座標は格納されません。このパラメータは、top、bottom、left、および right の各データ メンバの境界線のサイズを格納します。0 以下の値は、自動的に隠すボタンのその辺に境界線がないことを示します。
必要条件
ヘッダー : afxvisualmanager.h