/U、/u (定義済みマクロ シンボルの未定義化)
更新 : 2007 年 11 月
以前に定義されたシンボルを未定義にします。/U は、指定されたシンボルを未定義にします。/u は、以前に定義されたシンボルをすべて未定義にします。
/U[ ]symbol
/u
引数
- symbol
未定義にするシンボル。
解説
どちらのオプションでも、#define ディレクティブで作成されたシンボルを未定義にはできません。
どちらのオプションも、次の Microsoft 固有のマクロを未定義にします。
シンボル |
機能 |
---|---|
_CHAR_UNSIGNED |
既定の char 型が符号なしになります。/J を指定すると定義されます。 |
_CPPRTTI |
/GR (ランタイム型情報の有効化) オプションでコンパイルしたコードに対して定義されます。 |
_CPPUNWIND |
/EHsc (例外処理の有効化) オプションでコンパイルしたコードに対して定義されます。 |
_DLL |
/MD を指定すると定義されます。 |
_M_IX86 |
対象が x86 の場合は、既定で 600 に定義されます。 |
_MSC_VER |
詳細については、「Predefined Macros」を参照してください。 |
_WIN32 |
WIN32 用のアプリケーションに対して定義されます。これは、常に定義されます。 |
_MT |
/MD または /MT を指定すると定義されます。 |
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。詳細については、「方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く」を参照してください。
[C/C++] フォルダをクリックします。
[詳細] プロパティ ページをクリックします。
[指定したプリプロセッサ定義の無効化] プロパティまたは [定義済みプリプロセッサ定義の無効化] プロパティを変更します。