XML スキーマ エクスプローラの使用
XML スキーマ エクスプローラでは、ツリー ビューでスキーマ セットの階層を表示することができます。また、検索、フィルタ処理、ナビゲーション、および並べ替えを行うこともできます。XML スキーマ エクスプローラにアクセスするには、[表示] メニューの [XML スキーマ エクスプローラ] をクリックします。
検索機能
XML スキーマ エクスプローラでは、いずれかの組み込みの検索機能を使用するかキーワードを指定して、スキーマ セットを検索することができます。詳細については、「スキーマ セットの検索」を参照してください。
フィルタおよび並べ替え機能
XML スキーマ エクスプローラにはフィルタおよび並べ替えのオプションがあり、XML スキーマ エクスプローラのツール バーから使用できます。
ツール バーで使用できるフィルタ オプションは次のとおりです。既定では、[名前空間の表示] オプションと [スキーマ ファイルの表示] オプションが選択されます。
[名前空間の表示]
[スキーマ ファイルの表示]
[コンポジタの表示 (sequence/choice/all)]
ツール バーで使用できる並べ替えオプションは次のとおりです。既定の設定は、[種類で並べ替え] です。
[種類で並べ替え]
[名前で並べ替え]
[ドキュメントの順序]
[種類で並べ替え]
[種類で並べ替え] オプションが選択されている場合、グローバル ノードは次の順序で並べ替えられます。さらに、各グループ内でアルファベット順に並べ替えられます。
import
ノードinclude
ノードredefine
ノードattribute
ノードattributeGroup
ノードcomplexType
ノードsimpleType
ノードelement
ノードgroup
ノード
[名前で並べ替え]
[名前で並べ替え] オプションが選択されている場合、グローバル ノードは次の順序で並べ替えられます。
import
ノード (名前空間のアルファベット順)include
ノード (schemaLocation
属性のアルファベット順)redefine
ノード (schemaLocation
属性のアルファベット順)その他のグローバル ノード (アルファベット順)
[ドキュメントの順序]
[ドキュメントの順序] オプションは、[スキーマ ファイルの表示] オプションが選択されている場合に使用できます。[ドキュメントの順序] が選択されている場合、グローバル ノードはスキーマ ファイル内での順序で表示されます。
サンプル XML の生成
[サンプル XML の生成] 機能では、XML スキーマ エクスプローラでスキーマに従って検証されるサンプルの XML ファイルが生成されます。
XML スキーマ エクスプローラでグローバル要素を右クリックすると、オプションの 1 つとして [サンプル XML の生成] が表示されます。
このオプションは、次のようなシナリオで使用できます。
特定のスキーマでのさまざまなコンストラクトの使用法を理解する。
スキーマが意図したとおりに機能しているかどうかを確認する。
[サンプル XML の生成] 機能はグローバル要素に対してのみ使用でき、使用するには有効な XML スキーマ セットが必要です。
この機能では、通常は有効な XML ドキュメントが生成されます。ただし、スキーマに次のものが 1 つ以上含まれていると、有効なサンプルが生成されない可能性があります。
xs:key、xs:keyref、xs:unique の ID 制約
xs:pattern ファセット
xs:QName 型の列挙
xs:ENTITY 型、xs:ENTITIES 型、および xs:NOTATION 型
また、xs:base64Binary の内容は、その型のスキーマで列挙が発生する場合にのみ生成されることに注意してください。