リソース エディタでのリソースの表示と編集

更新 : 2007 年 11 月

リソースの種類ごとに固有のリソース エディタがあります。関連付けられたエディタを使用して、リソースの再整列、サイズ変更、コントロールと機能の追加を行ったり、リソースの外観を変更したりできます。リソースをテキスト形式およびバイナリ形式で編集することもできます。

リソースの種類には、ビットマップ、アイコン、カーソル、ツール バー、および html の各ファイルのように、それ自体をさまざまな方法でインポートおよび使用できる個別のファイルもあります。これらのリソースには、リソース識別子だけでなくファイル名があります。Win32 プロジェクトのダイアログ、メニュー、ストリング テーブルなどのその他のリソースは、リソース スクリプト (.rc) ファイルまたはリソース テンプレート (.rct) ファイルの一部にだけ存在しています。

cd818wbk.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

リソースのプロパティはプロパティ ウィンドウを使用して変更できます

Win32 リソース

リソース ビュー ペインで Win32 リソースにアクセスできます。

リソース エディタで Win32 リソースを表示するには

  1. [表示] メニューの [リソース ビュー] をクリックします。

  2. [リソース ビュー] ウィンドウが最前面に表示されていないときは、[リソース ビュー] タブをクリックして手前に表示します。

  3. [リソース ビュー] で、表示するリソースを含むプロジェクトのフォルダを展開します。たとえば、ダイアログのリソースを表示する場合は、[Dialog] フォルダを展開します。

    cd818wbk.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    プロジェクトに .rc ファイルがまだ含まれていない場合は、「リソース スクリプト ファイルの新規作成」を参照してください。

  4. IDD_ABOUTBOX などのリソースをダブルクリックします。

    リソースが適切なエディタで開きます。たとえば、ダイアログ リソースの場合は、リソースがダイアログ エディタで開きます。

    プロジェクトを開かずに .rc (リソース スクリプト) ファイルのリソースを表示することもできます。

既存の Win 32 リソースを削除するには

  1. [リソース ビュー] で、リソースの種類についてのノードを展開します。

  2. 削除するリソースを右クリックし、ショートカット メニューの [削除] をクリックします。

    cd818wbk.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    プロジェクト外部のドキュメント ウィンドウで .rc ファイルを開いている場合は、ショートカット メニューの同じコマンドを使用してリソースを削除できます。

マネージ プロジェクトのリソース

マネージ プロジェクトではリソース スクリプト ファイルを使用しないため、リソースはソリューション エクスプローラから開く必要があります。イメージ エディタバイナリ エディタを使用して、マネージ プロジェクトのリソース ファイルを操作できます。編集の対象となるマネージ リソースは、リンク リソースである必要があります。Visual Studio のリソース エディタでは、埋め込みリソースの編集はサポートしていません。

マネージ プロジェクトにリソースを追加する方法については、『.NET Framework 開発者ガイド』の「アプリケーションのリソース」を参照してください。マネージ プロジェクトにリソース ファイルを手動で追加する方法、リソースへのアクセス方法、静的なリソースの表示方法、およびリソース文字列をプロパティに割り当てる方法については、「チュートリアル : Windows フォームのローカリゼーション」および「チュートリアル : ASP.NET でのローカリゼーションのためのリソースの使用」を参照してください。

リソース エディタでマネージ リソースを表示するには

  • ソリューション エクスプローラで、Bitmap1.bmp などのリソースをダブルクリックします。

    リソースが適切なエディタで開きます。

既存のマネージ リソースを削除するには

  • ソリューション エクスプローラで、削除するリソースの文字列を右クリックし、ショートカット メニューの [削除] をクリックします。

必要条件

なし

参照

参照

リソース エディタ