/ASSEMBLYDEBUG (DebuggableAttribute の追加)

更新 : 2007 年 11 月

/ASSEMBLYDEBUG[:DISABLE]

/ASSEMBLYDEBUG は、DebuggableAttribute 属性とデバッグ情報追跡を出力し、JIT 最適化を無効にします。これは、ソースで次の属性を指定することと同じです。

[assembly:Debuggable(true, true)];   // same as /ASSEMBLYDEBUG

/ASSEMBLYDEBUG:DISABLE は、DebuggableAttribute 属性を出力しますが、デバッグ情報の追跡を無効にし、JIT 最適化を有効にします。これは、ソースで次の属性を指定することと同じです。

[assembly:Debuggable(false, false)];   // same as /ASSEMBLYDEBUG:DISABLE

既定では、DebuggableAttribute は出力されません。

DebuggableAttribute は、ソース コードでアセンブリに直接追加することもできます。この例を次に示します。

[assembly:Debuggable(true, true)];   // same as /ASSEMBLYDEBUG

解説

Visual C++ .NET 2003 以降では、マネージ イメージがデバッグ可能であることを明示的に指定することが必要です。/Zi を使用するだけでは不十分です。

このほかにも、次のようなリンカ オプションがアセンブリの生成に影響します。

Visual Studio 開発環境でこのリンカ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。詳細については、「Visual C++ プロジェクトのプロパティの設定」を参照してください。

  2. [リンカ] フォルダをクリックします。

  3. [デバッグ] プロパティ ページをクリックします。

  4. [デバッグできるアセンブリ] プロパティを変更します。

このリンカをコードから設定するには

参照

参照

リンカ オプションの設定

リンカ オプション