My.Computer.Registry.DynData プロパティ
更新 : 2007 年 11 月
HKEY_DYNDATA へのアクセスを可能にする RegistryKey 型を返します。
' Usage
Dim value As Microsoft.Win32.RegistryKey = My.Computer.Registry.DynData
' Declaration
Public ReadOnly Property DynData As Microsoft.Win32.RegistryKey
戻り値
解説
My.Computer.Registry オブジェクトには、レジストリ キーを操作するためのメソッドおよびプロパティが用意されています。詳細については、「My.Computer.Registry オブジェクト」を参照してください。
HKEY_DYNDATA は、動的なレジストリ データを格納するために使用します。動的なレジストリ データには、仮想デバイス ドライバで使用され、Windows 95/98 システムでのみサポートされるものなどがあります。Windows 95/98 以外のシステムでは、Registry.DynData から返されるキーのどのメソッド (CreateSubKey、DeleteSubKey、GetSubKeyCount、GetValueCount など) を呼び出しても IOException がスローされます。
System.Security.Permissions 名前空間にある RegistryPermission クラスは、レジストリ変数へのアクセスを制御します。レジストリ変数は、RegistryPermission を持たないコードがアクセスできるメモリ位置に格納することはできません。同様に、アクセス許可を付与するときには、作業を行うために必要な最小限の権限を付与してください。
レジストリ アクセス許可のアクセス値は、RegistryPermissionAccess 列挙型で定義します。各メンバを次の表に示します。
値 |
説明 |
|---|---|
AllAccess |
レジストリ変数への作成、読み取り、書き込みアクセス。 |
Create |
レジストリ変数への作成アクセス。 |
NoAccess |
レジストリ変数へのアクセスはありません。 |
Read |
レジストリ変数への読み込みアクセス。 |
Write |
レジストリ変数への書き込みアクセス。 |
処理手順
My.Computer.Registry オブジェクトに関連する操作の例を次の表に示します。
目的 |
参照項目 |
|---|---|
レジストリ キーを作成する |
|
レジストリ キーを削除する |
|
レジストリ キーに値が存在するかどうかを判別する |
|
レジストリ キーから値を読み込む |
|
レジストリ キーの値を設定する |
使用例
次の例は、サブキー ツリー Software\MyCompany\Preferences を削除します。
My.Computer.Registry.DynData.DeleteSubKeyTree("Software\MyCompany\Preferences")
必要条件
名前空間 : Microsoft.VisualBasic.MyServices
クラス : RegistryProxy (Registry へのアクセスを可能にします)
アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)
プロジェクトの種類ごとの可用性
プロジェクトの種類 |
可用性 |
|---|---|
Windows アプリケーション |
あり |
クラス ライブラリ |
あり |
コンソール アプリケーション |
あり |
Windows コントロール ライブラリ |
あり |
Web コントロール ライブラリ |
あり |
Windows サービス |
あり |
Web サイト |
あり |
アクセス許可
アクセス許可は不要です。
参照
処理手順
概念
My を使用したレジストリからの読み取りとレジストリへの書き込み