Visual Studio のネットワークの名前空間

更新 : 2007 年 11 月

.NET Framework には、ネットワークの名前空間があります。

  • System.Net - 現在ネットワークで普及している多数のプロトコルに対して簡単なプログラミング インターフェイスを提供するクラスが含まれています。WebRequest クラスと WebResponse クラスによって、プラグ可能なプロトコルの原型が形成されます。これによって、プロトコル固有の仕様にわずらわされることなく、インターネット リソースを使用するアプリケーションの開発を可能にするネットワーク サービスの実装が実現します。

  • System.Net.Cache - 取得したリソースのキャッシュ ポリシーを WebRequest クラスおよび HttpWebRequest クラスを使用して定義するために使用する型および列挙体を定義します。

  • System.Net.Configuration - アプリケーションが System.Net 名前空間の構成設定にプログラムでアクセスして更新するために使用するクラスです。

  • System.Net.Mail - 電子メールを SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) サーバーへ送信するために使用するクラスです。

  • System.Net.Mime - MIME (Multipurpose Internet Mail Exchange) ヘッダーを表すために使用する型が含まれています。これらの型は、SmtpClient クラスを使って電子メールを送信する際、Content-Type、Content-Disposition、Content-transfer-Encoding の各ヘッダーを指定するために System.Net.Mail 名前空間の型と組み合わせて使用されます。

  • System.Net.NetworkInformation - ネットワーク トラフィック データ、ネットワーク アドレス情報、およびローカル コンピュータのアドレス変更の通知へのアクセスが用意されています。この名前空間には、Ping ユーティリティを実装するクラスも含まれています。Ping と関連クラスを使用して、コンピュータがネットワーク経由でアクセス可能かどうかをチェックできます。

  • System.Net.Sockets - ネットワークへのアクセスを厳密に制御する必要のある開発者のための、Windows ソケット (Winsock) インターフェイスのマネージ実装が用意されています。

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