CComVariant::GetSize

更新 : 2007 年 11 月

単純な固定サイズの VARIANT について、基になるデータ型の sizeof と sizeof(VARTYPE) を合わせた値を返します。

ULONG GetSize() const;

戻り値

CComVariant オブジェクトの現在の内容のサイズ (バイト数) を返します。

解説

VARIANT にインターフェイス ポインタが含まれる場合、GetSizeIPersistStream または IPersistStreamInit について問い合わせます。正常終了すると、戻り値は GetSizeMax によって返される下位 32 ビットの値と sizeof(VARTYPE) を合わせた値になります。インターフェイス ポインタが NULL の場合、GetSizeCLSID の sizeof と sizeof(VARTYPE) を合わせた値を返します。

それ以外の場合、VT_BSTR 型の一時 VARIANT は現在の VARIANT から強制的に変換されます。この BSTR の長さは、文字列の長さのサイズ、文字列そのものの長さ、NULL 文字のサイズ、sizeof(VARTYPE) の合計になります。VARIANTVT_BSTR 型の VARIANT に強制的に変換できない場合は、GetSizesizeof(VARTYPE) を返します。

適切な条件の下では、このメソッドによって返されるサイズは、CComVariant::WriteToStream によって使用されるバイト数と一致します。

必要条件

ヘッダー : atlcomcli.h

参照

参照

CComVariant クラス

その他の技術情報

CComVariant のメンバ