制御構造

更新 : 2007 年 11 月

すべての制御構造 (switch ステートメントを除く) において、プログラム制御の移動は、真理値ステートメント (戻り値がブール値の true または false) で表される判断の結果に基づきます。式を作成した後、結果が true かどうかを評価します。プログラムの制御構造には、主に 2 つの種類があります。

選択制御構造

選択制御構造を使用すると、プログラムに分岐点を作成してプログラム フローの流れを変更できます。JScript では、次の 4 つの選択構造を使用できます。

  • 単一選択構造 (if)

  • 分岐選択構造 (if...else)

  • 複数選択構造 (switch)

  • インライン条件演算子 (?:)

反復制御構造

反復構造では、ある条件が true である間、特定のアクションを繰り返します。制御ステートメントの条件が満たされると (通常は指定した反復処理の後)、制御は反復構造を抜けて次のステートメントに移ります。JScript では、次の 4 つの反復構造を使用できます。

  • ループの最初に式が評価される (while)

  • ループの最後に式が評価される (do...while)

  • オブジェクトのプロパティまたは配列の要素を処理する (for...in)

  • カウンタを使って反復を制御する (for)

複合制御構造

複雑なスクリプトでは、選択制御構造と反復制御構造を組み合わせて使用します。

例外処理でもプログラム フローを制御できますが、ここでは説明しません。詳細については、「try...catch...finally ステートメント」を参照してください。

参照

その他の技術情報

JScript の条件構造

JScript リファレンス