方法 : Windows フォーム ListView コントロールの項目をグループ化する
更新 : 2007 年 11 月
ListView コントロールのグループ化機能を使用すると、関連する複数の項目をグループ化して表示できます。これらのグループは、画面上で、グループ タイトルを含む水平方向のグループ ヘッダーで区切られます。ListView グループを使って、項目をアルファベット順、日付順、またはその他の論理的なグループにまとめることにより、大きなリストの内部を移動することが簡単になります。次のイメージは、グループ化した項目の例を示しています。
ListView でグループ化された項目
グループ化を有効にするには、まず、デザイナまたはプログラムで、1 つ以上のグループを作成します。グループを定義した後で、そのグループに ListView 項目を割り当てることができます。プログラムによって、項目を 1 つのグループから別のグループに移動することもできます。
メモ : |
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ListView を Windows XP Home Edition、Windows XP Professional、Windows Server 2003 で使用できるのは、アプリケーションから Application.EnableVisualStyles メソッドを呼び出した場合だけです。以前のオペレーティング システムでは、グループに関連するコードは無効になり、グループは表示されません。詳細については、「ListView.Groups」を参照してください。 |
グループを追加するには
Groups コレクションの Add メソッドを使用します。
' Adds a new group that has a left-aligned header ListView1.Groups.Add(New ListViewGroup("Group 1", _ HorizontalAlignment.Left))
// Adds a new group that has a left-aligned header listView1.Groups.Add(new ListViewGroup("List item text", HorizontalAlignment.Left));
グループを削除するには
Groups コレクションの RemoveAt メソッドまたは Clear メソッドを使用します。
RemoveAt メソッドは 1 つのグループを削除します。Clear メソッドはリストのすべてのグループを削除します。
メモ : グループを削除しても、そのグループ内の項目は削除されません。
' Removes the first group in the collection. ListView1.Groups.RemoveAt(0) ' Clears all groups: ListView1.Groups.Clear()
// Removes the first group in the collection. listView1.Groups.RemoveAt(0); // Clears all groups. listView1.Groups.Clear();
項目をグループに割り当てたりグループ間で項目を移動したりするには
個々の項目の ListViewItem.Group プロパティを設定します。
' Adds the first item to the first group ListView1.Items.Item(0).Group = ListView1.Groups(0)
// Adds the first item to the first group listView1.Items[0].Group = listView1.Groups[0];
参照
処理手順
方法 : Windows フォーム ListView コントロールで項目を追加および削除する
概念
Windows XP の機能と Windows フォーム コントロール
参照
ListView コントロールの概要 (Windows フォーム)