RDO データ コントロールをコンテナでホストする (モデル例)

更新 : 2007 年 11 月

コンテナでは RDO データ コントロールを次の方法でホストします。

  • コンテナは、データ コントロールから IVBDSC インターフェイスを取得します。IVBDSC が見つからない場合、そのコントロールはデータ コントロールではありません。

  • コンテナは、データ コントロールから ICursor インターフェイスを取得します。これらのインターフェイスは、クライアントが操作できる Cursor オブジェクトを提供します。

  • コンテナは、データ コントロールの INotifyDBEvents インターフェイスにフックされます。コンテナは、このインターフェイスを使用して、データ コントロールからの通知を受け取ります。コンテナでは、通知を受け取るために、INotifyDBEventsSink インターフェイスをサポートする必要があります。

コンテナでは RDO データ バインド コントロールを次の方法でホストします。

  • コントロールは IBoundObject インターフェイスをサポートします。コンテナは IBoundObjectSite インターフェイスをサポートします。コントロールは、コンテナの IBoundObjectSite インターフェイスを取得します。コンテナは、コントロールの IBoundObject インターフェイスを取得します。

  • コントロールは IPropNotifySink インターフェイスをサポートし、コンテナにフックされます。これにより、コンテナがコントロールからの通知を受け取ることができるようになります。

  • コントロールが INotifyDBEventsSink をサポートしている場合は、データ コントロールの INotifyDBEvents インターフェイスに接続された後、RDO データ コントロールからの通知を受け取ることができます。

  • 次に、コントロールは、直接またはコンテナ経由で RDO データ コントロールからカーソル オブジェクトを受け取ることができます。受け取ったカーソルを操作し、スクロールできます。これで、RDO データ連結コントロールが完全に連結されます。

参照

処理手順

Visual C++ で RDO データ連結を使用する

参照

RDO データ連結