IAxWinAmbientDispatchEx インターフェイス
更新 : 2007 年 11 月
このインターフェイスは、ホストされるコントロールを補足するアンビエント プロパティを実装します。
MIDL_INTERFACE( "B2D0778B - AC99 - 4c58 - A5C8 - E7724E5316B5" )
IAxWinAmbientDispatchEx : public IAxWinAmbientDispatch
解説
ATL と静的にリンクし、ActiveX コントロール (特にアンビエント プロパティを持つ ActiveX コントロール) をホストする ATL アプリケーションに、このインターフェイスを含めます。このインターフェイスを含めない場合、アサーション "LIBID が CComModule::Init に渡されていることを確認してください。" が生成されます。
このインターフェイスは、ATL の ActiveX コントロールをホストするオブジェクトによって公開されます。IAxWinAmbientDispatchEx は、IAxWinAmbientDispatch から派生し、ATL で提供されたアンビエント プロパティ インターフェイスをユーザーによるインターフェイスで補足するメソッドを追加します。
AXHost は、コードが含まれるタイプ ライブラリから IAxWinAmbientDispatch および IAxWinAmbientDispatchEx のタイプ情報の読み込みを試みます。
ATL90.dll にリンクしている場合、AXHost はその DLL のタイプ ライブラリからタイプ情報を読み込みます。
詳細については、「ATL AXHost を使用した ActiveX コントロールのホスト」を参照してください。
必要条件
このインターフェイスの定義の型は、次の表のようにさまざまな形式に指定できます。
定義の型 |
ファイル |
---|---|
IDL |
atliface.idl |
タイプ ライブラリ |
ATL.dll |
C++ |
atliface.h (ATLBase.h にもインクルードされます) |
参照
参照
IAxWinAmbientDispatch インターフェイス