isdigit、iswdigit、_isdigit_l、_iswdigit_l
更新 : 2007 年 11 月
特定の文字が 10 進数字かどうかを判定します。
int isdigit(
int c
);
int iswdigit(
wint_t c
);
int _isdigit_l(
int c,
_locale_t locale
);
int _iswdigit_l(
wint_t c,
_locale_t locale
);
パラメータ
c
テストする整数。locale
使用するロケール。
戻り値
c が特定表記の 10 進数文字の場合、これらの各ルーチンは 0 以外の値を返します。c が 10 進数 (0 ~ 9) の場合、isdigit は 0 以外の値を返します。c が 10 進数文字に対応するワイド文字の場合、iswdigit は 0 以外の値を返します。c がテスト条件が満たさないと、これらのルーチンは 0 を返します。
CRT デバッグ ライブラリを使用すると、isdigit は EOF でないパラメータまたは 0 ~ 0xFF の範囲にないパラメータを渡された場合に CRT アサートを表示します。CRT デバッグ ライブラリを使用すると、isdigit はパラメータを配列のインデックスとして使用し、パラメータが EOF でない場合や、0 ~ 0xFF の範囲にない場合に未定義の結果を返します。
これらの関数のうち _l サフィックスが付けられたバージョンは、現在のロケールの代わりに渡されたロケールを使用してロケール依存の動作を行うという点を除いて同じです。詳細については、「ロケール」を参照してください。
汎用テキスト ルーチンのマップ
TCHAR.H のルーチン |
_UNICODE および _MBCS が未定義の場合 |
_MBCS が定義されている場合 |
_UNICODE が定義されている場合 |
---|---|---|---|
_istdigit |
isdigit |
iswdigit |
|
_istdigit_l |
_isdigit_l |
_iswdigit_l |
必要条件
ルーチン |
必須ヘッダー |
---|---|
isdigit |
<ctype.h> |
iswdigit |
<ctype.h> または <wchar.h> |
_isdigit_l |
<ctype.h> |
_iswdigit_l |
<ctype.h> または <wchar.h> |
互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。