CComControlBase::m_spDataAdviseHolder

更新 : 2007 年 11 月

データ オブジェクトとアドバイズ シンク間のアドバイザリ コネクションを保持する標準的な手段を提供します。

CComPtr<IDataAdviseHolder> m_spDataAdviseHolder;

解説

ffssz1kx.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このデータ メンバをコントロール クラス内で使用するには、コントロール クラスでデータ メンバとして宣言する必要があります。このデータ メンバは、基本クラスの共用体で宣言されているため、コントロール クラスには継承されません。

データ オブジェクトとは、データを転送できるコントロールで、IDataObject を実装します。IDataObject はデータ フォーマットとデータ転送手段を指定するメソッドを持ちます。

m_spDataAdviseHolder インターフェイスは、コンテナに対するアドバイザリ コネクションを確立および削除する IDataObject::DAdvise メソッドと IDataObject::DUnadvise メソッドを実装します。コントロールのコンテナは、IAdviseSink インターフェイスをサポートして、アドバイズ シンクを実装する必要があります。

必要条件

ヘッダー : atlctl.h

参照

参照

CComControlBase クラス

CComPtr クラス

その他の技術情報

CComControlBase のメンバ