CTreeCtrl::SetItem

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

指定されたツリービューアイテムの属性を設定します。

BOOL SetItem(
   TVITEM* pItem 
);
BOOL SetItem(
   HTREEITEM hItem,
   UINT nMask,
   LPCTSTR lpszItem,
   int nImage,
   int nSelectedImage,
   UINT nState,
   UINT nStateMask,
   LPARAM lParam 
);

パラメータ

pItem
アイテムの新しい属性を格納した TVITEM 構造体へのポインタ。詳細については、Windows SDK を参照してください。
hItem
属性を設定するアイテムのハンドル。Windows SDK の TVITEM 構造体の hItem メンバを参照してください。
nMask
設定する属性を指定する整数。TVITEM 構造体の mask メンバを参照してください。
lpszItem
アイテムのテキストを含む文字列のアドレス。
nImage
ツリービューコントロールのイメージリスト内の、アイテムのイメージのインデックス。TVITEM 構造体の iImage メンバを参照してください。
nSelectedImage
ツリービューコントロールのイメージリスト内の、アイテムの選択されたイメージのインデックス。TVITEM 構造体の iSelectedImage メンバを参照してください。
nState
アイテムの状態の値を指定します。TVITEM 構造体の State メンバを参照してください。
nStateMask
どの状態が設定されるかを指定します。TVITEM 構造体の stateMask メンバを参照してください。
lParam
アイテムに関連付けられた 32 ビットアプリケーション固有の値。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

TVITEM 構造体では、hItem メンバでアイテムを識別し、mask メンバで設定する属性を指定します。

mask メンバまたは nMask パラメータに TVIF_TEXT 値を指定すると、pszText メンバまたは lpszItem は NULL で終わる文字列のアドレスとなり、cchTextMax メンバは無視されます。mask (または nMask) に TVIF_STATE 値が指定されると、stateMask メンバまたは nStateMask パラメータはアイテムのどの状態を変更するのかを指定し、state メンバまたは nState パラメータがその状態値を持ちます。

使用例

// Show the item at the point myPoint in bold.
UINT uFlags;
HTREEITEM hItem = m_TreeCtrl.HitTest(myPoint, &uFlags);

if ((hItem != NULL) && (TVHT_ONITEM & uFlags))
{
   m_TreeCtrl.SetItem(hItem, TVIF_STATE, NULL, 0, 0, TVIS_BOLD, 
      TVIS_BOLD, 0);
}