SECTIONS (C/C++)
更新 : 2007 年 11 月
プロジェクトの出力ファイルにおけるセクションに対するアクセス指定子である 1 つ以上の definitions のセクションを導入します。
SECTIONS
definitions
解説
各定義は、それぞれ別の行に記述する必要があります。SECTIONS キーワードを記述する場所は、最初の定義と同じ行でもその前の行でもかまいません。.def ファイルには、複数の SECTIONS ステートメントを記述できます。
この SECTIONS ステートメントは、イメージ ファイル内の 1 つ以上のセクションに対して属性を設定し、各種のセクションに対する既定の属性をオーバーライドするために使用できます。
definitions の書式は次のとおりです。
.section_name specifier
.section_name はプログラム イメージ内のセクションの名前であり、specifier は次に示すアクセス修飾子の任意の組み合わせです。
EXECUTE
READ
SHARED
WRITE
指定子の名前はスペースで区切ります。たとえば、次のようにします。
SECTIONS
.rdata READ WRITE
キーワード SECTIONS は、セクションの属性を指定する引数 definitions の先頭に置きます。definition は、それぞれ別の行に記述します。SECTIONS キーワードを記述する場所は、最初の定義と同じ行でもその前の行でもかまいません。.def ファイルには、複数の SECTIONS ステートメントを記述できます。キーワード SECTIONS の代わりに、SEGMENTS キーワードを使用することもできます。
サポートされている Visual C++ の旧バージョン :
section [CLASS 'classname'] specifier
キーワード CLASS は互換性のためにサポートされているもので、実際は無視されます。
コマンド ラインで各セクションの属性を指定するには、/SECTION を使用します。