トラブルシューティング : テキスト ファイルの読み取りと書き込み
更新 : 2007 年 11 月
このトピックでは、テキスト ファイルを扱うときに生じる一般的な問題について説明し、それぞれの対処方法を示します。
一般的な問題
テキスト ファイルを扱うときに特によくある問題点には、セキュリティ例外、ファイル エンコーディング、および無効なパスがあります。
セキュリティ例外
セキュリティ エラーが発生すると SecurityException がスローされます。これは、ユーザーに必要なアクセス許可がないことが原因で生じる場合が多く、アクセス許可を追加するか、またはファイルを分離ストレージで扱うことにより解決できることがあります。詳細については、「例外のトラブルシューティング : System.Security.SecurityException」および「分離ストレージ」を参照してください。
ファイル エンコーディング
ファイル エンコーディングは、文字エンコーディングとも呼ばれ、テキスト処理での文字の表現方法を指定するものです。テキスト ファイルに予期しない文字が含まれていると、エンコーディングが不正となる場合があります。大半のファイルでは、どの言語の文字を処理できるか (またはできないか) という点から見て、あるエンコーディングが別のエンコーディングより好ましいという場合があります。ただし通常は Unicode が好まれます。詳細については、「ファイル エンコーディング」および「Encoding」を参照してください。
不正なパス
ファイル パス (特に相対パス) を解析するときには、間違ったデータを指定しがちです。多くの問題は、正しいパスを指定しているかどうかを確認することで修正できます。詳細については、「方法 : Visual Basic でファイル パスを解析する」を参照してください。
参照
概念
TextFieldParser オブジェクトによるテキスト ファイルの解析