方法 : パフォーマンス カウンタの計算値を取得する

更新 : 2007 年 11 月

パフォーマンス カウンタの計算値を取得するには、現在のカウンタに対して NextValue メソッドを呼び出します。メソッドが実行された時点でのカウンタの計算値が計算され、返されます。計算値はカウンタがインクリメントされると変化するので、次に NextValue を呼び出したときには異なる値が取得されます。

hxfefafs.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

カウンタのデータをより詳細な形で取得する場合は、サンプルを使用して、2 つの時点におけるカウンタ データの静的なスナップショットを取得し、それらの結果に対して比較を行うことができます。サンプルの取得の詳細については、「方法 : パフォーマンス カウンタのサンプルを取得する」を参照してください。

カウンタの計算値を取得するには

  1. PerformanceCounter インスタンスを作成し、目的のカテゴリおよびカウンタとやり取りするように設定します。詳細については、「方法 : PerformanceCounter コンポーネントのインスタンスを作成する」または「方法 : PerformanceCounter コンポーネントのインスタンスを設定する」を参照してください。

  2. NextValue メソッドを呼び出し、結果を Single 型の変数に設定します。

    次の例は、NextValue メソッドを使用して Orders というカスタム カテゴリの Total カウンタの現在の値を取得する方法を示しています。

    Dim MyCtr As New PerformanceCounter()
    MyCtr.CategoryName = "Orders"
    MyCtr.CounterName = "Total"
    Dim retvalue As Single
    retvalue = MyCtr.NextValue()
    
         System.Diagnostics.PerformanceCounter MyCtr =
                new System.Diagnostics.PerformanceCounter();
            MyCtr.CategoryName = "Orders";
            MyCtr.CounterName = "Total";
            float retvalue = MyCtr.NextValue();
    
    hxfefafs.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    このコードを最初に実行すると、ゼロが返されます。2 回目以降の実行では、数値が返されます。

参照

処理手順

方法 : パフォーマンス カウンタのサンプルを取得する

方法 : PerformanceCounter コンポーネントのインスタンスを作成する

方法 : PerformanceCounter コンポーネントのインスタンスを設定する

概念

パフォーマンス カウンタの値の取得