CWinThread::ProcessWndProcException
更新 : 2007 年 11 月
スレッドのメッセージ ハンドラ、またはコマンド ハンドラの 1 つでスローされた例外がハンドラでキャッチされないときに、フレームワークがこのメンバ関数を呼び出します。
virtual LRESULT ProcessWndProcException(
CException *e,
const MSG *pMsg
);
パラメータ
e
未処理の例外へのポインタ。pMsg
フレームワークが例外をスローする原因になったウィンドウ メッセージについての情報を持つ MSG 構造体へのポインタ。
戻り値
WM_CREATE 例外が生成された場合は -1 を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
このメンバ関数は直接呼び出さないでください。
このメンバ関数の既定の実装では、次のメッセージから生成された例外だけを処理します。
コマンド |
動作 |
---|---|
WM_CREATE |
失敗。 |
WM_PAINT |
影響を受けたウィンドウをチェックし、別の WM_PAINT メッセージが生成されないようにします。 |
例外をグローバルに処理する場合は、この関数をオーバーライドします。既定の動作を表示する必要があるときにだけ、基本クラスの関数を呼び出します。
このメンバ関数はメッセージ ポンプを持つスレッドでだけ使われます。
必要条件
ヘッダー : afxwin.h
参照
参照
CWinApp::ProcessWndProcException