CPalette クラス

更新 : 2007 年 11 月

Windows のカラー パレットをカプセル化します。

class CPalette : public CGdiObject

解説

パレットは、アプリケーションと (ディスプレイ デバイスなどの) カラー出力デバイス間のインターフェイスを提供するものです。このインターフェイスを使うと、ほかのアプリケーションが表示している色と干渉しあうことなく、アプリケーションで出力デバイスのカラーを十分に活かすことができます。Windows は、使用するカラーを決定するために (利用できる色を定義した) システム パレットとアプリケーションの論理パレット (必要な色の一覧) を使います。

CPalette オブジェクトには、オブジェクトが参照するパレットを操作するメンバ関数が用意されています。CPalette オブジェクトを構築し、メンバ関数を使って実際のパレットであるグラフィック デバイス インターフェイス (GDI) オブジェクトを作成します。さらに、メンバ関数を使って、パレットのエントリやその他のプロパティを操作します。

CPalette の使い方の詳細については、「グラフィック オブジェクト」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : afxwin.h

参照

処理手順

DIBLOOK サンプル : DIB およびカラー パレットの使用例

参照

CGdiObject クラス

階層図

CPalette::GetPaletteEntries

CPalette::SetPaletteEntries

その他の技術情報

CPalette のメンバ