/removeintchecks
更新 : 2007 年 11 月
整数演算のオーバーフロー エラー チェックのオンとオフを切り替えます。
/removeintchecks[+ | -]
引数
+ | -
省略可能です。/removeintchecks- オプションを指定すると、すべての整数の計算について、オーバーフローや 0 による除算などのエラーがコンパイラによってチェックされます。既定のクラスは /removeintchecks- です。/removeintchecks または /removeintchecks+ を指定すると、エラー チェックは行われず、整数の計算時間が短縮されます。ただし、エラー チェックを行わないと、データ型の容量がオーバーフローしてもエラーが通知されず、誤った結果が格納される場合があります。
Visual Studio 統合開発環境で /removeintchecks を設定するには
ソリューション エクスプローラでプロジェクトを選択します。[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。詳細については、「プロジェクト デザイナの概要」を参照してください。
[コンパイル] タブをクリックします。
[詳細] をクリックします。
[整数オーバーフローのチェックを解除] ボックスの値を変更します。
使用例
Test.vb をコンパイルし、整数のオーバーフロー エラー チェックをオフにする場合のコード例を次に示します。
vbc /removeintchecks+ test.vb