アセンブリの手動登録

には .NET サービス インストール ツール (Regsvcs.exe) があり、サービス コンポーネントを含むアセンブリを手動で登録できます。Regsvcs.exe は、コマンドライン ツールです。RegistrationHelper クラスのインスタンスを作成し、InstallAssembly メソッドを使用することにより、System.EnterpriseServices.RegistrationHelper クラスを用いてプログラムからこれらの登録機能を利用することもできます。

常に必要なわけではありませんが、デザイン時のテストでは、アセンブリを手動登録すると便利です。動的登録とは異なり、手動プロセスでは、実行中に発生したエラーについてのフィードバックが提供されます。

Noteメモ :

サーバー アプリケーションを作成した場合、Windows インストーラを使用して、サーバー アプリケーションが使用するすべてのアセンブリをグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) に追加してから、サーバー アプリケーションを使用してください。追加しなければ、アプリケーションによって例外が生成されます。

次の表では、Regsvcs.exe (または API) によって実行される各手順と、その手順で発生する可能性のあるエラーについて説明します。

手順 発生する可能性のあるエラー 結果

アセンブリを読み込みます。

アセンブリを読み込むことができません。

エラー メッセージとエラーの説明が表示されます。

アセンブリを登録します。

型の登録でエラーが発生します。

アセンブリが正しく指定されていないため、TypeLoadException 例外が発生します。

タイプ ライブラリを生成します。

ライブラリの生成でエラーが発生します。

アセンブリが正しく指定されていないため、TypeLoadException 例外が発生します。

LoadTypeLibrary メソッドを呼び出し、タイプ ライブラリを登録します。

自動呼出しに失敗しました。

TypeLoadException 例外を生成します。

要求されたアプリケーションにタイプ ライブラリをインストールします。

アセンブリ登録ツール (Regasm.exe) が、指定されたアプリケーションを見つけることができません。

オブジェクトの 1 つが見つからなかったことを示すエラー メッセージが表示されます。

解決するには、指定したタイプ ライブラリとアプリケーションの場所を確認します。

クラスを構成します。

登録時に、ツールによってサービス属性の不一致が検出されます。たとえば、次のような矛盾するプロパティを使用して構成したクラスがある場合などです。

TransactionOption.Required

SynchonizationOption.Disabled

矛盾を説明するエラーが表示されるか、矛盾するサービスの 1 つが修正されます。

関連項目

参照

System.EnterpriseServicesRegistrationHelper
System.EnterpriseServices Namespace

概念

サービス コンポーネントの登録
アセンブリの動的登録

その他の技術情報

.NET Services Installation Tool (Regsvcs.exe)

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