VCCodeEnum.AddMember メソッド

新しいメンバ コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。

名前空間 :  Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ :  Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)

構文

'宣言
Function AddMember ( _
    Name As String, _
    Value As Object, _
    Position As Object _
) As CodeVariable
'使用
Dim instance As VCCodeEnum
Dim Name As String
Dim Value As Object
Dim Position As Object
Dim returnValue As CodeVariable

returnValue = instance.AddMember(Name, _
    Value, Position)
CodeVariable AddMember(
    string Name,
    Object Value,
    Object Position
)
CodeVariable^ AddMember(
    String^ Name, 
    Object^ Value, 
    Object^ Position
)
function AddMember(
    Name : String, 
    Value : Object, 
    Position : Object
) : CodeVariable

パラメータ

  • Name
    型 : System.String

    必ず指定します。新しいメンバの名前。

  • Value
    型 : System.Object

    省略可能です。CodeVariable オブジェクトの InitExpression が返されます。文字列として渡すことも、式オブジェクトとして渡すこともできます。

  • Position
    型 : System.Object

    省略可能です。既定では 0 が指定されます。ここで指定したコード要素の後に、新しい要素を追加します。値が CodeElement の場合は、その値の直後に新しい要素が追加されます。

    値が long 型の場合は、後ろに新しい要素を追加する要素が AddMember によって示されます。

    コレクションのカウントは 1 から始まるため、0 を指定すると新しい要素がコレクションの最初に配置されます。値 -1 は要素を末尾に配置することを示します。

戻り値

型 : EnvDTE.CodeVariable

CodeVariable オブジェクト。

解説

AddMember は列挙体にメンバを追加し、IsConstant が true に設定された CodeVariable オブジェクトを返します。

変数が初期化式を持たない場合、Value を文字列に設定すると、AddMember は、等号やセミコロンなど、必要な構文を挿入します。この引数を設定すると、言語によっては、渡した文字列に対する構文チェックまたは意味のチェックによってエラーになる場合があります。言語による文字列のチェックは必ず行われるわけではなく、この文字列は必然的に言語に依存するため、この引数を設定した場合に文字列に誤った形式の内容が含まれていると、未定義の動作を引き起こす可能性があります。

Value を CodeElement に設定した場合、CodeElement を新しく作成する必要があるかどうかは、コード モデルの言語の実装によって決まります。一部の言語では、既にソース ファイルにあるコード要素を渡すと、コピーの意味が実装される場合があります。

引数が正しいかどうかは、コード モデルの背後にある言語によって決まります。

アクセス許可

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

概念

方法 : オートメーション オブジェクト モデルのコード例をコンパイルおよび実行する

参照

VCCodeEnum インターフェイス

VCCodeEnum メンバ

Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel 名前空間