ソケット プログラミング
更新 : 2007 年 11 月
以下の項目は、.NET Compact Framework でのソケットのプログラミングに関連しています。.NET Framework でのソケットの使い方の詳細については、「ソケット」を参照してください。
すべてのソケット オプションがすべてのデバイス オペレーティング システムでサポートされているとは限りません。
.NET Compact Framework は、それぞれが独自の機能レベルを持つ多数のオペレーティング システムに移植できるようにデザインされています。このため、.NET Compact Framework では、あるオペレーティング システムの特定のレベルのサポートに基づいたソケット オプションの使用可否は、実質的には制限していません。
Raw ソケットはサポートされていません。
Windows CE 3.0 を実行している Pocket PC のソケットには問題があることがわかっています。
直前の Send 呼び出しの未送信データを含むソケットを閉じると、データは失われるか破損します。
ソケットを受け入れ、受け入れたソケットを閉じる前にバインドされたソケットを閉じると、タイムアウト (およそ 4 分 30 秒) が経過するまでそのポートにバインドできません。
.NET Compact Framework アプリケーションでは、AcceptConnection、ReceiveLowWater、ReceiveTimeout、SendLowWater、SendTimeout、および Type の各オプションがサポートされています。ただし、これらのオプションは、TCP/IP スタックを変更をしないと機能しないので、現在は将来使用するために予約されています。
ReceiveBuffer 列挙型メンバは、Windows CE の Winsock タイプ SOCK_DGRAM のソケット (データグラム指向のソケット) でのみサポートされます。既定の受信バッファ サイズは 32768 バイトであり、ReceiveBuffer では設定できません。