/FUNCTIONPADMIN (ホットパッチ可能なイメージの作成)

更新 : 2007 年 11 月

イメージをホットパッチできるようにします。

/FUNCTIONPADMIN[:space]

解説

指定項目

  • space (省略可能)
    各関数の先頭に埋め込むバイト数 (5、6、または 16) を指定します。x86 イメージでは 5 バイト、x64 イメージでは 6 バイト、IPF (Itanium Processor Family) 用にビルドされたイメージでは 16 バイトを、各関数の先頭に埋め込む必要があります。

    既定では、イメージが置かれているコンピュータの種類に従って、適切な大きさの領域がイメージに追加されます。

リンカがホットパッチ可能なイメージを生成するためには、.obj ファイルが /hotpatch (ホットパッチ可能なイメージの作成) でコンパイルされていることが必要です。

イメージをコンパイルして単一の cl.exe 呼び出しにリンクすると、/hotpatch は暗黙に /functionpadmin を指定します。

Visual Studio 開発環境でこのリンカ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。詳細については、「Visual C++ プロジェクトのプロパティの設定」を参照してください。

  2. [リンカ] フォルダをクリックします。

  3. [コマンド ライン] プロパティ ページをクリックします。

  4. [追加のオプション] ボックスにオプションを入力します。

このリンカをコードから設定するには

参照

参照

リンカ オプションの設定

リンカ オプション