ATLENSURE

更新 : 2007 年 11 月

このマクロは、関数に渡されたパラメータを検証する場合に使用します。

ATLENSURE(booleanExpression);
ATLENSURE_THROW(booleanExpression, hr);

パラメータ

  • booleanExpression
    テストするブール式を指定します。

  • hr
    返すエラー コードを指定します。

解説

これらのマクロには、間違ったパラメータが使用されていることを検出してユーザーに通知する機構が用意されています。

マクロは、ATLASSERT を呼び出します。条件を満たしていない場合は、AtlThrow を呼び出します。

ATLENSURE の場合、E_FAIL と共に AtlThrow が呼び出されます。

ATLENSURE_THROW の場合は、指定された HRESULT と共に AtlThrow が呼び出されます。

ATLENSUREATLASSERT の違いは、ATLENSURE がデバッグ ビルドだけではなくリリース ビルドでも例外をスローすることです。

使用例

void MyImportantFunction(char* psz)
{
   ATLENSURE(NULL != psz);

   char mysz[64];
   strcpy_s(mysz, sizeof(mysz), psz);
}

必要条件

ヘッダー : afx.h

参照

参照

ATLASSERT

ENSURE (MFC)

その他の技術情報

デバッグとエラー レポートに関するマクロ

ATL マクロ