方法 : ASP.NET Web サイトで XHTML レンダリングを構成する
更新 : 2007 年 11 月
HTML 4.0 またはそれ以降をサポートするブラウザを使用する場合、ASP.NET のページとコントロールは、既定で従来の XHTML 1.0 Transitional 標準に準拠するマークアップをレンダリングします。ただし、ASP.NET で XHTML 1.0 Strict 仕様に準拠するマークアップをレンダリングすることが必要な場合もあります。反対に、ASP.NET で XHTML 1.0 Transitional 仕様に準拠しないマークアップをレンダリングすることが必要な場合もあります。典型的な例は、form タグの name 属性をレンダリングするなど、ASP.NET の以前のバージョンでサポートされ、XHTML 標準には準拠していないタグまたは属性に依存する既存のページがある場合です。
Web サイトによるマークアップのレンダリング方法には、次の 3 つの方法があります。
Legacy (以前のバージョンの ASP.NET でのマークアップのレンダリング方法とほぼ同じ)
Transitional (XHTML 1.0 Transitional)
Strict (XHTML 1.0 Strict)
詳細については、「ASP.NET と XHTML」を参照してください。
ASP.NET Web サイトで XHTML レンダリングを構成するには
アプリケーションの Web.config ファイルの system.web 要素に xhtmlConformance 要素を追加します。次に、mode 属性を Legacy、Transitional、または Strict に設定します。xhtmlConformance 要素が Web.config ファイルに定義されていない場合、既定の設定モードは transitional です。
Web.config ファイルで XHTML のレンダリングを無効にする部分のコード例を次に示します。
<system.web> <!-- other elements here --> <xhtmlConformance mode="Legacy" /> </system.web>
Web.config ファイルで XHTML 1.0 Strict のレンダリングを指定する部分のコード例を次に示します。
<system.web> <!-- other elements here --> <xhtmlConformance mode="Strict" /> </system.web>