プロジェクトのプロパティ ダイアログ ボックスでサポートされないオプション

更新 : 2007 年 11 月

[プロジェクトのプロパティ] ダイアログ ボックスのいくつかの要素は、デバイスでサポートされていないか、またはデバイス プロジェクトにおいて異なる動作をします。

サポートされていないオプションと、サポートされる別のオプション

デバイス プロジェクトでデスクトップ PC とは異なる動作を持つ要素を次の表に示します。

セクション

動作

[プロジェクトの既定値]

[MFC の使用法] を [スタティック ライブラリで MFC を使用する] に設定し、[ATL の使用] を [ATL に動的にリンク] に設定することも可能ですが、このシナリオはデバイス プロジェクトではサポートされません。

[プロジェクトの既定値]

ms180763.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :
このアイテムは、MFC スマート デバイス アプリケーション プロジェクトおよび MFC スマート デバイス DLL プロジェクトだけに適用されます。

[MFC の使用法] を [共有 DLL で MFC を使用する] (既定値) から [スタティック ライブラリで MFC を使用する] に変更する場合は、[配置] プロパティ ページの [全般] セクションの [追加ファイル] から mfc80ud.dll (デバッグ) と mfc80u.dll (リリース) を削除する必要があります。

同様に、[MFC の使用法] を [スタティック ライブラリで MFC を使用する] から [共有 DLL で MFC を使用する] に変更する場合は、[配置] プロパティ ページの [全般] セクションの [追加ファイル] に mfc80ud.dll (デバッグ) と mfc80u.dll (リリース) を追加する必要があります。

mfc80u.dll または mfc80ud.dll を追加するときは、atl80.dll および msvcr80.dll または msvcr80d.dll も追加する必要があります。

参照

参照

プロパティ ページ (C++)

その他の技術情報

ネイティブ デバイス プロジェクトのウィザード オプション