方法 : アプリケーションのプロジェクト テンプレートを変更する

更新 : 2007 年 11 月

アプリケーション デザイナでは、アプリケーション ダイアグラムにまだ実装されていないアプリケーションのプロジェクト テンプレートを変更できます。プロジェクト テンプレートによって、アプリケーションの実装時に Visual Studio が生成するプロジェクトの種類が決まります。定義済みのテンプレートまたはカスタム テンプレートを選択できます。

ms181842.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

プロジェクト テンプレートやプロジェクトの種類を実装後に変更することはできません。リバース エンジニアリングされたアプリケーションのプロジェクト テンプレートやプロジェクトの種類を変更することもできません。カスタム テンプレートを選択するときは、いくつかの考慮事項に注意してください。詳細については、「アプリケーション ダイアグラムでのアプリケーションのプロジェクト テンプレート」および「アプリケーションの実装に関する考慮事項」を参照してください。

ASP.NET アプリケーションのテンプレートを [ASP.NET Web アプリケーション] に変更するには、次のプロパティを最初に設定します。

  • [プロジェクトの場所の種類] プロパティを [ファイル システム] に設定します。

  • [プロジェクト] プロパティを URL ではなく、名前に対して設定します。

  • [言語] プロパティを必要な言語に設定します。

いずれかのプロパティに適合しない値が含まれていると、エラー メッセージが表示されます。この状況を解決するには、適合しない値を変更し、[テンプレート] プロパティを設定します。

アプリケーションのプロジェクト テンプレートを変更するには

  1. アプリケーション ダイアグラムでアプリケーションを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. [プロパティ] ウィンドウで、[テンプレート] プロパティを、使用するプロジェクト テンプレートに設定します。

    アプリケーションの実装時に、Visual Studio は対応するアプリケーション プロジェクト ファイルを生成します。

Office アプリケーションの [テンプレート] プロパティを定義済みの Office テンプレートに変更すると、Visual Studio では、アプリケーションの [Office バージョン] 設定が自動的に更新されます。配置を評価するとき、Visual Studio は、論理サーバーの [Office バージョン] 設定に対してこの設定を検証します。

ms181842.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

[Office バージョン] 設定を変更しても、[テンプレート] プロパティは更新されません。この設定を変更する場合は、[テンプレート] プロパティを手動で更新してください。この設定を確認するには、アプリケーションを右クリックし、[設定および制約] をクリックします。設定および制約エディタで [アプリケーション設定] をクリックします。エディタ ペイン内に設定が表示されます。

Visual Studio は [Office バージョン] 設定だけを検証します。[テンプレート] プロパティは検証しません。[テンプレート] プロパティのバージョンが設定と一致しなくても、検証の警告は表示されません。詳細については、「設定の適用」を参照してください。

アプリケーションで使用するカスタムのプロジェクト テンプレートを選択するには

  1. アプリケーション ダイアグラムでアプリケーションを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. [プロパティ] ウィンドウで、[テンプレート] プロパティを [カスタム テンプレート] に変更します。

  3. [カスタム テンプレートを開く] ダイアログ ボックスで、カスタム テンプレートが格納されている場所を参照します。

  4. 使用するカスタム テンプレート (.vstemplate) ファイルを選択します。

    ms181842.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    カスタム テンプレート ファイルを含む .zip ファイルがある場合は、まず、この .zip ファイルを解凍します。そうしないと、アプリケーションの実装時にエラーが表示されます。詳細については、「アプリケーションの実装に関する考慮事項」を参照してください。

    Visual Studio により、[テンプレート] プロパティが、選択したテンプレート ファイルに設定されます。アプリケーションの実装時に、Visual Studio は、カスタム テンプレートに関連付けられたファイルを含むプロジェクトを生成します。

    ms181842.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    アプリケーションをカスタム プロトタイプとして配布する予定がある場合は、配布前に、[テンプレート] プロパティに絶対パスではなく相対パスを設定します。このとき、先頭に円記号 (\) は付けません。詳細については、「アプリケーション ダイアグラムでのアプリケーションのプロジェクト テンプレート」および「方法 : 構成済みのアプリケーションとエンドポイントからカスタム プロトタイプを作成する」を参照してください。

Office アプリケーションの [テンプレート] プロパティをカスタム テンプレートに変更した場合、Visual Studio はアプリケーションの [Office バージョン] 設定を更新しません。

ms181842.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

[Office バージョン] 設定は、配置を評価するときに Visual Studio が論理サーバーの [Office バージョン] 設定に対して設定を正しく検証できるように、手動で更新する必要があります。[テンプレート] プロパティに設定されているバージョンがこの設定と一致しなくても、検証の警告は表示されません。この設定を確認するには、アプリケーションを右クリックし、[設定および制約] をクリックします。設定および制約エディタで [アプリケーション設定] をクリックします。エディタ ペイン内に設定が表示されます。

参照

参照

アプリケーションを定義するためのアプリケーションの種類とプロトタイプ

その他の技術情報

アプリケーション ダイアグラムでのアプリケーションの実装

アプリケーション ダイアグラムでのアプリケーションへのプロジェクト テンプレートの割り当て