方法 : ASP.NET Web サービスの操作を編集する

更新 : 2007 年 11 月

アプリケーション デザイナおよびシステム デザイナでは、.NET Web サービス プロバイダ エンドポイントの操作とパラメータを編集できます。このタスクを実行するには、[Web サービスの詳細情報] ウィンドウまたは [プロパティ] ウィンドウを使用します。

.NET Web サービス プロバイダ エンドポイントを公開する ASP.NET アプリケーションを実装すると、Web サービス クラス ファイルを開くことによって、コード内でエンドポイントの操作とパラメータを編集できます。Web サービスのクラス ダイアグラムを作成すると、クラス デザイナも使用できます。デザイナまたはコード内で加えた変更は Visual Studio によって同期されます。

ms181846.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

.NET Web サービス プロバイダ エンドポイントの操作を編集すると、そのエンドポイントのすべてのユースに対して編集を加えることになります。公開後に Web サービス定義に大幅な変更を加えた場合は、WSDL バインディング名と WSDL バインディング名前空間のいずれかまたは両方を変更する必要があります。このような変更には、操作名やメッセージ名、メッセージ定義やパラメータ定義、または予想される動作に対する変更が含まれます。Web サービス定義だけを変更し、その WSDL バインディング名や名前空間を変更しないと、接続されている、または以前に接続されていたアプリケーションと、Web サービスとの互換性がなくなったことが示されない場合があります。詳細については、「アプリケーション ダイアグラムでの ASP.NET アプリケーションの概要」を参照してください。

操作またはパラメータを [Web サービスの詳細情報] ウィンドウで編集するには

  1. ダイアグラムで、編集する操作またはパラメータの Web サービス プロバイダ エンドポイントを選択します。

  2. [ダイアグラム] メニューの [操作の定義] をクリックします。

  3. [Web サービスの詳細情報] ウィンドウで、操作またはパラメータに目的の変更を行います。

    ms181846.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

    エンドポイントを右クリックし、[操作の定義] をクリックすることもできます。

操作またはパラメータをコードまたはクラス デザイナで編集するには

  1. ダイアグラムで Web サービス プロバイダ エンドポイントを右クリックし、次のいずれかを選択します。

    • [コードの表示] : Web サービスのクラス ファイルを開きます。

    • [クラス ダイアグラムで表示 - <WebServiceName>] : Web サービスのクラス ダイアグラムを新しく作成するか、既存のクラス ダイアグラムを開きます。

      ms181846.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

      以前に保存されたクラス ダイアグラムがない場合は、新しいクラス ダイアグラムが作成されます。それ以外の場合は、保存されているクラス ダイアグラムが開きます。

  2. クラス ファイルまたはクラス ダイアグラムで、操作またはパラメータに目的の変更を行います。

    ms181846.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

    [Web サービスの詳細情報] ウィンドウでエンドポイントを右クリックし、[コードの表示] または [クラス ダイアグラムで表示 - <WebServiceName>] を選択することもできます。これらのファイルは、ソリューション エクスプローラで Web アプリケーション プロジェクトから開いたり、エンドポイントまたは操作をダブルクリックしてコードに直接移動して開いたりできます。

参照

処理手順

方法 : ASP.NET Web サービスの操作を定義する

方法 : ASP.NET Web サービスから操作およびパラメータを削除する

参照

[Web サービスの詳細情報] ウィンドウのショートカット キー

その他の技術情報

ASP.NET Web サービスの操作の定義