MustCheck

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

MustCheck プロパティは、呼び出し元が、関数の戻り値を検査する必要があるかどうかを指定します。このプロパティは、関数の戻り値に対する Post 条件として使用されます。

MustCheck プロパティは、次のいずれかの値を使って設定する必要があります。

  • SA_Yes - 戻り値をチェックする必要があります。それ以外の場合は、警告 6031 が発行されます。

  • SA_No - 戻り値をチェックする必要はありません。

ms182042.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

C++ の場合、SA_ プレフィックスは省略可能です。

解説

SA_No が指定された関数の戻り値をチェックしても警告は生成されません。

使用例

MustCheck プロパティの使用例を次のコードに示します。

// C 
#include <CodeAnalysis\SourceAnnotations.h>
[returnvalue:SA_Post(MustCheck=SA_Yes)] int f();

// C++
#include <CodeAnalysis\SourceAnnotations.h>
using namespace vc_attributes;
[returnvalue:Post(MustCheck=Yes)] int f();

参照

その他の技術情報

注釈のプロパティ