オーディオ、ビデオ、ゲーム、およびグラフィックス (Visual C#)

更新 : 2007 年 11 月

Visual C# では、DirectX および Windows Media テクノロジに基づいてゲームおよびマルチメディア アプリケーションを作成できます。

XNA

Microsoft XNA は、Microsoft のゲーム用プラットフォームでのゲーム開発を支援することに重点を置き、業界最高レベルのソフトウェア、サービス、リソース、およびコミュニティで構成されています。詳細については、「XNA Developer Center」を参照してください。

Windows Presentation Foundation

Microsoft Windows Presentation Foundation (WPF) は、Windows Vista で表現力に富んだアプリケーションをビルドするための基盤を提供します。また、コンピュータの能力をフルに引き出しながら、アプリケーションの UI、ドキュメント、およびメディア コンテンツを融合します。次の領域で機能が強化されています。

  • タブレットおよびその他の入力形態のサポート。

  • 最新の画像処理/印刷パイプライン。

  • ユーザー補助および UI 自動化インフラストラクチャ。

  • データ ドリブンの UI および視覚エフェクト。

  • Windows シェルにアプリケーション エクスペリエンスを作り上げる統合ポイント。

詳細については、「Windows Presentation Foundation」を参照してください。

Windows メディア プレーヤー

Windows メディア プレーヤーの ActiveX コントロールを C# アプリケーションに使用すると、オーディオとビデオの再生機能を追加できます。Microsoft Windows メディア プレーヤー 11 Software Development Kit (SDK) には、Windows メディア プレーヤーをカスタマイズし、Windows メディア プレーヤー ActiveX コントロールを使用するための情報とツールが用意されています。この SDK には、C# アプリケーションからメディア プレーヤーの ActiveX コントロールを使用する方法を示すドキュメントとコード例が含まれます。

詳細については、MSDN ライブラリの「Windows Media Player 11 SDK」を参照してください。

Windows Media Encoder

Windows Media Encoder 9 シリーズ SDK で、C# を使用して次のようなタスクを実行できます。

  • 生放送のコンテンツ。報道機関では、オートメーション APIを使用して、生放送のコンテンツの自動的なキャプチャと放送の計画を立てることができます。たとえば、現地の運輸部門で、問題が発生している複数の路面状況について映像をストリーム放送し、ドライバに道路の混雑状況を警告して、別の経路についてアドバイスできます。

  • バッチ処理のコンテンツ。サイズの大きなファイルを大量に処理する必要があるメディア制作機関であれば、バッチ処理が役に立ちます。オートメーション APIを使用すると、連続して各ファイルのストリームのキャプチャとエンコーディングを行うことができます。また、オートメーション API を使用すると、適切なスクリプト言語と Windows スクリプト ホストを使用してストリーム メディア サービスを管理できます。

  • カスタム ユーザー インターフェイスの作成。インターネット サービス プロバイダ (ISP) の場合、メディア ストリームをキャプチャし、エンコードして、放送するオートメーション APIの機能を使用するインターフェイスを構築できます。または、同じ用途でオートメーション API に事前定義されているユーザー インターフェイスを使用することもできます。

  • Windows Media Encoder アプリケーションのリモート管理。オートメーション APIを使用して、リモート コンピュータから Windows Media Encoder アプリケーションの実行、トラブルシューティング、および管理を行うことができます。

詳細については、MSDN ライブラリの「Windows Media Encoder 9 Series SDK」を参照してください。「Programming C#」では、C# で作業するときに含める参照について説明されています。

参照

その他の技術情報

Visual C# によるアプリケーションの作成